谷厳寺の桜も見事だったが、人出が多すぎた。観音寺は、知る人ぞ知るという感じで、野中にある満開の桜を訪れる人も無いようだった。
道ばたに細い参道のような小道を見つけた。参道は高社山に向けて上ってゆく。
参道を上っていくと、山門の前に今を盛りの桜の樹が立ち並んでいた。
山門に近づくと、山門の先は桜のトンネルになっている事が見て取れた。
桜のトンネルをくぐる。この世のものと思われない、見事な姿。
しかも、全く人気がない。
石段を登りきったところに、本道があった。この本道の前で、月夜に桜を見たらさぞ素晴らしい光景になるだろう。
山門を本堂の側から見れば、背景に飯山のなだらかな丘や街並が見られる。
道ばたに細い参道のような小道を見つけた。参道は高社山に向けて上ってゆく。
参道を上っていくと、山門の前に今を盛りの桜の樹が立ち並んでいた。
山門に近づくと、山門の先は桜のトンネルになっている事が見て取れた。
桜のトンネルをくぐる。この世のものと思われない、見事な姿。
しかも、全く人気がない。
石段を登りきったところに、本道があった。この本道の前で、月夜に桜を見たらさぞ素晴らしい光景になるだろう。
山門を本堂の側から見れば、背景に飯山のなだらかな丘や街並が見られる。
日本の風景を如実に感じさせられます
こういう場所に咲く
野の桜
枝ぶりといい
実に見事な被写体となりますね
日本人が好む風景は、なるべく人工的な手を排して、何年も自然とだけ向き合ってきたような姿だと思うのです。室町の水墨画の昔から「隠れ里」の世界へのあこがれが強く感じられますし、その後もそのような指向は連綿と続いてきたように思います。
おそらく、山門も桜もいくばくかの手入れはなされているのでしょう。それが手をかけすぎた嫌味にならないところがこの寺の見所でしょうか。
こういう寂れたお寺、
いいですねえ。
来年、
桜の頃、行ってみます。
お好み程には廃墟らしいムードはなく、全体に上品なお寺でした。
もし、来年の満開の日に月が良かったら、夜に行かれたらよいかもしれません。