冬型の気圧配置が強固で、関東は冷たい乾いた風が吹き抜ける日だった。
栃木市の旧市街をほぼ南北に流れる巴波川沿いの蔵造りの街並みである。
この規模で残されているのは旧塚田家だけのようだ。現在は塚田歴史記念館として公開されている。
この季節、日本中どこでへ行っても寒いのは当たり前かもしれない。
しかし、北関東の寒さは特別に感じられた。雪国は湿度が高く、北風が手の甲の脂をえぐり取るような感覚はない。
この街の夕暮れ時の気温は、大げさに言えば関越トンネルの向こう側とたいして変わらない。
日が差しているとはいえ、雪が無い方が、寒さが厳しく感じられて来た。
栃木市の旧市街をほぼ南北に流れる巴波川沿いの蔵造りの街並みである。
この規模で残されているのは旧塚田家だけのようだ。現在は塚田歴史記念館として公開されている。
この季節、日本中どこでへ行っても寒いのは当たり前かもしれない。
しかし、北関東の寒さは特別に感じられた。雪国は湿度が高く、北風が手の甲の脂をえぐり取るような感覚はない。
この街の夕暮れ時の気温は、大げさに言えば関越トンネルの向こう側とたいして変わらない。
日が差しているとはいえ、雪が無い方が、寒さが厳しく感じられて来た。
いいなあこの景色
関東以北はほとんど訪れたことがないので異界の地ですが(笑
歩いてみたくなりました
北風が激しい日でした。
暮れかかる空の、透明でありながら暗闇が近づく黒さを、ねらいました。
凍るような空を反射する巴波川は、青のフィルターをかけたような効果を天然に持つようです。
いかにも北関東の冬の黄昏らしい、淡くなりゆく光と透明な空気感に溢れてますね。
岡田記念館で芯まで冷え切ってしまいましたので、大急ぎでの撮影です。さらに、対岸には夕日がきっちり当たり、こちら側は完全な日陰という状態だったのですが、それは実に運がよかったように思われます。このような条件は、おそらく数分しか続かなかったのではないかと、思っております。