kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

京都・建仁寺 ダウン症の女流書家 「金澤翔子書品展」 

2011年05月14日 | 観戦・鑑賞・参観・見学ほか

建仁寺・潮音庭 からのつづき・・・


西側の渡り廊下から見えていた 「希望」 の左側に 「共に生きる」 と書かれていました。

これは特別展示作品で、東日本大震災の被災者の方々に向けての
翔子さんからのメッセージです。


風神雷神図屏風 (俵屋宗達 作) の原画は、京都国立博物館に寄託されているので
これは 「国宝  風神雷神図屏風  俵屋宗達作 筆」 の、デジタル複製でした。

大書院に入ると正面のガラスの中に入っていたので、四方正面の潮音庭が映って見えてます。


 「風 神 雷 神」       金澤翔子 書 

金澤翔子さんの書 「風神雷神」 の前に座られて、皆さまを迎えておられました。 (^^♪
来られた方達が、翔子さんの写真を撮られていると 「翔子さんとご一緒に撮りましょうか?」
と、お声を掛けて下さる人がおられました。 翔子さんは笑顔がとても可愛い女性でした。



書道家の金澤翔子さんのことは、テレビ出演等でご存知の方は多いと思いますが・・・
金澤翔子さん (1985年6月生まれ) は、生まれてすぐにダウン症と診断されました。

そして5歳の時に書家であるお母さんの金澤泰子氏に師事し、書道を始められ
10歳のときに般若心経を書かれ、全日本学生書道連盟展に「花」を出品されました。
その後、日本学生書道文化連盟展に出品をされ、16歳で「舎利礼」、17歳では「觀」で
金賞を受賞され、19歳で雅号 (がごう) 「小蘭」 を取得されました。


「白雲幽石 (はくうんゆうせき)」     金澤翔子 書 

 ∽∽∽   ひとりごと     ∽∽∽

金澤翔子さんの小さな体からは想像できないほど、力強く書かれているのが印象的でした。

翔子さんのお母さまである康子さんが、翔子さんの将来を考えて・・・
「夫や妹はあの世に先立ちました。 私は65歳で老いが忍び寄ってきました。 私が死んだら
この子はどうなる。 毎日、そのことばかり。 結局は福祉施設に任せるしかないでしょうね。」

「小さいとき、翔子には泣き顔しか見せられなかった。 今でもすまない思いでいっぱいです。
生きていれば希望はあります。 これからも翔子と生きています。」  ー天使の正体よりー


上記を読んでいて、お母さまが翔子さんの将来を心配されているのが伝わってきました。(涙)
 

 ~~~~~~~  今日の誕生花  日比谷花壇より  ~~~~~~~
花名 : フクシア          花言葉 : 趣味の良さ
ドイツ植物学の父のひとり、医者でもあった本草学者のレオナルド・フクスの名に由来します。
西洋人形のようなかわいい花形と鮮やかでエキゾチックな花色が好まれる夏の鉢花です。


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