耳をすませば~ ♪

      心の声が聞こえる

      『傾聴習慣』のススメ by MAKIE

「いい人」も「わるい人」もいない

2013-05-23 15:37:36 | 日記
「いい人」と「わるい人」~どんだけの違いがあるのでしょうか?

「すごく違う」ということを言いたいのではなく、

「思うほどの違いはないのでは?」ということを言っているのです。

もちろん、「わるい人」の意味は、残忍な犯罪者やサディスティックな異常者などではなく、たんに、性格の悪い人ということです。

ほとんどの人は、「自分はいい人だ」と思っているようです。
(たぶん、私も~。)

じっさい、いい人に違いないと思います。

たいがい、相手が傷つかないように気を遣ったり、その人なりに親切にしているはずです。

言いたいことも我慢して、愛想よくふるまっているでしょう。

Aさんは、ズケズケ言いたいことを言い、わがままが通り、ホント、羨ましいわ~。

Bさんは、すぐ、人の悪口を言ういやなやつ。自分はあんなふうにはなりたくない。

でも、実は、AさんもBさんも、自分は「いい人」だと思って生きているはずです。

そして、それは、まちがっていないと思います。

ズケズケ言うけど、大変なお世話好きなAさんだったり

人の悪口は言うけど、約束はきちんと守るBさんだったりするかもしれません。

自分はいつも相手に気を遣っていると思っている人が、
自分の甘えを許してくれる、と感じた相手には、
意外にも、図々しい態度をとり、その人の心を傷つけてしまうこともあるのです。

半世紀以上も生きてきて、多くの人間と関わってきた経験から学んだこと

それは、

この世には、「いい人」も「わるい人」もいない。
ただ、様々な人がいる、という事実があるということ。
性格上のランクの違いはないように思います。

そして、その人が自分と相性がいいかどうかで、
好ききらいが決まる、ということ。

基本的には、みんな「いい人」でもあり「わるい人」でもあると思いますが、あなたは、どのようにお考えですか?






素敵な女(ひと)

2013-05-19 17:46:33 | 日記
友人に、かつて某保険会社の営業部長として活躍した女性がいます。

営業するのは主に女性でも、
彼女たちをまとめる営業部長のほとんどは男性、という状況の中で、
すさまじいまでの愛と熱意により命がけで働き、
素晴らしい実績を作ってきたこの人はただものではありません。

中には、女性の部長に対して不信感を抱き、露骨に反感を示す人も少なくなかったといいます。

でも、彼女は、そんな部下の気持ちを受け止めながら、
ただただ、忍耐強く部下を教育し愛情深く応援し
時には、成績最下位の営業マンを最上位にまで昇らせたこともあったという。

どんな時も、どんな営業マンも見捨てず、
変わらぬ熱意で面倒みてくれるリーダーの心意気に応えようと
営業マン一人ひとりが

この組織のため
このリーダーのために

という思いで頑張るようになったという。
(本人ではなく、かつての彼女の部下だった人の話です。)

片時も部下のことを忘れず
部下の話に耳を傾け、
いつも、そっと見守る

睡眠時間3,4時間、走り続けた40年・・・

そんな激務で健康を保てるはずはありません。

退職祝いのパーティの夜、彼女は、くも膜下出血で倒れたのです。

幸い、後遺症もなく生還しました。

もちろん、以前のような無理はできない体にはなりましたが、
人を愛し誠実に付き合う態度は今も変わっていないように思います。

何かの本にこんなことが書かれていたのを思い出します。

「本当のリーダーとは、自分一人、一生懸命前に進み、ふと、後ろをふり返ると、いつのまにか、多くの人がついて来ている~そんな人なんだ」

彼女は、きっと、そのような理想的なリーダーだったんでしょうね。

「オレが、私が~」と自己顕示しなくても、私たちが心の底から付いていきたいと思える、国民の幸せのために命がけで働く、今日本にそんなリーダーの登場を願っているのは、私だけではないはずです、きっと。

『傾聴習慣』のススメ    ハッピーイヤー

多くの人は、自分の話を聞いてもらいたいのです。 だから、コミュニケーション最強ツールは「聞く技術」! 相手の話に耳を傾けることは、「相手を大切にするあり方」です。 それだけで、人間関係が変わります。 あなたに幸せをもたらします。 だけど、「聞く」ことは、「話す」ことより、数倍難しい。 だから、「聞く技術」は、学ぶ必要があります。 そして、学びを通して、心の深さ、神秘、愛を知ります。