久々の寒波の中、広島交響楽団の定期演奏会。
演目は、マーラーのさすらう若人の歌、と第九でした。
マーラーの歌曲はとてもうつくしく、これは失恋の歌らしいのだけど、なぜかうっとりしてしまうほど。
二部の第九は、これは、もうすばらしかった。
広響を勇退される秋山さんの指揮は、冴えわたっていて、今までで一番くらいではなかっただろうか?
秋山さんの指揮は、自我がきっちり昇華されていて、ものすごくピュアだ、と改めておもった。そこには音楽の普遍性だけが横たわる、だから、自分のなにかが反映されて、それが結果浄化みたいになる、と私は思う。
今日の第九は、合唱が、広島とくべつ合唱団、とのことで、地元の合唱団や大学がミックスされているようだったので、・・・正直あんまり期待していなかった。
というのも、昨年、東京オペラシンガーズの第九を聞いて、鳥肌がたつような感動を受けていたので、「ちょっとクオリティーがなあ・・・」と思っていたのです。
第4章が始まって、歌いだしやはり「こんなものよね」と実は思ってしまった。合唱のクオリティー^は、正直たりないな、と思った。しかし、しかしです。
途中からどんどん引き込まれていったのです。 ハッとするようなものは確かになかった。だけど、確実に空気を動かし、しみじみとこころにしみこんできて、私は、こんなに心を打たれたことは、正直初めてたっだ。
最後の一番もりあがるところでは、ああ、これが本当に祝福、というのだ、と気付き、その時、間違いなく、ホールでは天国の扉が大きく開いていたような気持ちになった。
演奏している人、合唱している人の気持ちが、すばらしかったのだと思う。今回の題目は「友よ、平和を」
その大きな気持ちが一つになっていたのだと思う。
最後は、もう感動して涙がとまらなかった。もちろん、拍手は鳴りやまなかった。
このコンサートは小さなコンサートかもしれないけど、確実に何かを伝えた。
そして、家に帰った思った。
音楽ってなんだろう? すばらしい名器やすごい演奏・・・・?クオリティ?
そういうことを考えさせられる、すばらしい演奏会だったと思う。
演目は、マーラーのさすらう若人の歌、と第九でした。
マーラーの歌曲はとてもうつくしく、これは失恋の歌らしいのだけど、なぜかうっとりしてしまうほど。
二部の第九は、これは、もうすばらしかった。
広響を勇退される秋山さんの指揮は、冴えわたっていて、今までで一番くらいではなかっただろうか?
秋山さんの指揮は、自我がきっちり昇華されていて、ものすごくピュアだ、と改めておもった。そこには音楽の普遍性だけが横たわる、だから、自分のなにかが反映されて、それが結果浄化みたいになる、と私は思う。
今日の第九は、合唱が、広島とくべつ合唱団、とのことで、地元の合唱団や大学がミックスされているようだったので、・・・正直あんまり期待していなかった。
というのも、昨年、東京オペラシンガーズの第九を聞いて、鳥肌がたつような感動を受けていたので、「ちょっとクオリティーがなあ・・・」と思っていたのです。
第4章が始まって、歌いだしやはり「こんなものよね」と実は思ってしまった。合唱のクオリティー^は、正直たりないな、と思った。しかし、しかしです。
途中からどんどん引き込まれていったのです。 ハッとするようなものは確かになかった。だけど、確実に空気を動かし、しみじみとこころにしみこんできて、私は、こんなに心を打たれたことは、正直初めてたっだ。
最後の一番もりあがるところでは、ああ、これが本当に祝福、というのだ、と気付き、その時、間違いなく、ホールでは天国の扉が大きく開いていたような気持ちになった。
演奏している人、合唱している人の気持ちが、すばらしかったのだと思う。今回の題目は「友よ、平和を」
その大きな気持ちが一つになっていたのだと思う。
最後は、もう感動して涙がとまらなかった。もちろん、拍手は鳴りやまなかった。
このコンサートは小さなコンサートかもしれないけど、確実に何かを伝えた。
そして、家に帰った思った。
音楽ってなんだろう? すばらしい名器やすごい演奏・・・・?クオリティ?
そういうことを考えさせられる、すばらしい演奏会だったと思う。