町内会の夏の行事で、1年おきにバスハイクと納涼祭を行います。
バスハイクは、今年で最後と言われています。(町内も高齢者が多くなり、個人負担を値上げ出来ないが、町内会にも予算が無いらしい)
そのせいか、参加者が61人(うち子供が9人)あって、大型バスと小型バスが迎えに来て、呉羽ハイツへ行ってきました。
呉羽ハイツでお風呂に入ったり、食事しながら、ビンゴーゲームをして、2時半にホテルを出て、イタイイタイ病資料館へ行った。
イタイイタイ病は、富山県の神通川流域で起きた日本四大公害病のひとつで、患者が「イタイイタイ」と泣き叫ぶことからこの名が付いたと言われている。
この病気は、大正時代から発生し、神岡鉱山(岐阜県飛騨市)から流出されたカドニュームが神通川の水や流域を汚染し、この川水や汚染された農地に
実ったコメなどを通じて体内に入ることで引き起こされた。
昔は、水道などなかった時代には、川から汲んできた水を生活に使用していた。
35歳以上の子供を産んだ女性が成る病気で、大正時代は、地域の特別な病気と思われていたが、・・・・その後、裁判で住民側が勝訴しましたが、患者
救済や健康調査は今もなお行われています。
資料館では、骨が展示されており、健康な人の骨とイタイイタイ病患者の骨があって、持ってみると病気になった人の骨は軽かった。
寝返りやくしゃみをしただけで、骨が折れたりする。そして、イタイイタイと泣き叫ぶのだと・・・・
農地の改善策は、
地中深く彫りあげて、汚染された農地を一番深い地中に埋め戻して、その上に砂利とか入った土を埋めて、一番上には違う場所から用意した土壌を
運んできて、埋め戻す。
その土壌に米を植える。
もちろん、原因の神岡鉱山から、カドニュームの排出が無いか定期的に調査しているらしい。