風来雑記帳

時事社会・国際問題からスポーツまで、幅広い話題をごにょごにょと考えます。

●おめでとう中国!弾道ミサイル制御成功

2007-01-19 17:58:32 | 世界やぶにらみ(国際問題あれこれ)
胆石の疝痛発作が怖くて酒を控えているのだが、おかげでウエイト・コントロールがやり易い。
お酒を控えれば簡単に基礎代謝程度に摂取カロリーが抑えられる事に、改めて驚いた。ま、痩せるとダイエットに励みが出る。奥さんに言われるまま朝晩の納豆も続いている。
災い転じて福となす、なんて事となるかどうか分からないが、ま、物事の理とはそう言うモノである。そうそう良い事ばかり続かないが、悪い事もそんなに続かない。そんな風に考えたら、もう少しこの世の中も生き易いだろうに、何か陰惨な事件が立て続けに起こるのは、どうもご政道が宜しくないのであろうか。
酒を飲まないと本が読める。年明けから5冊読破は我ながら良いペースである。もっとも全く身に付かないのは浅学非才ゆえとはいえ、情けない。今年はもう少し賢く生きたいモノである、ま、無理か。

●中国が弾道ミサイルでの衛星破壊実験に成功
(070119/読売新聞)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070119-00000003-yom-int
米国家安全保障会議(NSC)のゴードン・ジョンドロー報道官は18日、中国が弾道ミサイルに搭載した弾頭で人工衛星を破壊する実験に成功したとの判断を示した。同報道官は、これについて中国側と協議していることを認め、「宇宙分野での国際協力を目指す精神に反する」と懸念を表明。米国の懸念に対して、日本政府も共有していることを明らかにした。実験は米国の航空宇宙専門誌「エビエーション・ウィーク・アンド・スペース・テクノロジー」(電子版)が複数の米情報当局者の話として伝えたことで明らかになった。同誌によると、ミサイルは米東部時間の今月11日夕方、四川省西昌市にある宇宙センター付近から発射された。搭載された弾頭は、標的に体当たりして衝撃を与える「運動エネルギー撃破飛しょう体」で、高度約850キロにあった自国の古い気象衛星に命中、破壊したとみられる。発生した多数の破片は今後、長年にわたって軌道上を漂い、他の衛星を傷つける恐れがある。

衛星軌道を秒速10kmとかそれ以上のスピードで動き回っている人工衛星を、地上から弾道ミサイルで撃ち落とすのである。一報を聞いてまず、中国すげぇ、と思ったのだが、ちょっと待てよ、本当にそんなにすげぇ事なのか、どうか。
「運動エネルギー撃破飛しょう体」って、結局人工衛星にぶち当てて物理的にバラバラにするだけの事、要は道路を走る自動車に向かって石を投げてウインドウを粉々にする奴の宇宙版って訳である。推進エネルギーの投入量と角度、タイミングを計算通りにきっちりやれば、当然可能だろう、と思うのが素人の浅はかさなのだろうが。

物事というのは「計算通りにきちんとやる」事が一番難しいのである。
まずその前提となる「きちんと計算する」事自体が難しい。あらゆる条件を入力し、あらゆる事態を想定し、万全の体制を整えた、と思っても、結構抜けてしまっているモノである。スーパーコンピュータを使おうと、人海戦術で人手を動員しようと、なかなか完全なモノにはならない。ましてや中国人のやる事である。

ま、何とかそこをクリアしても、設計通りの弾道ミサイルを造る事は難しい。何せ中国人のやる事である。ついつい余計な飾りとか龍の彫り物とかミサイルにやりそうである。
ま、そこも何とかクリアしても、計算通りにミサイルを発射する事は難しい。どうしたって中国人のやる事である。中華料理できっちり調味料を計量しているのを見た事がないように、中国人の仕事は勘と経験に基ずいて進められる。それが中国四千年の歴史であろう。
ま、それもまたクリアしたとしても、無事発射した後も弾道ミサイルを制御する事は難しい。群雄割拠した地方政府すら制御出来ない中国政府が、果たして物凄いスピードで飛んでいくミサイルを制御出来るなんて、一体誰が信じるだろう。恐らく中国人自身が信じてはいないはずである。それが中国四千年の歴史であろう。

事ほど左様に、中国の今回の成功は快挙なのである。
「発生した多数の破片は今後、長年にわたって軌道上を漂い、他の衛星を傷つける恐れがある」なんて「ごるぁゴミようけ出しやがって」という事であるが、そんな事言ったって相手は中国人である。「そんなんワシら知らんもんネ」と返されるのがオチである。異常なまでの環境汚染で大気も水も汚染まみれを垂れ流している中国人である。自国の国土をゴミだらけにして平気な中国人が、宇宙をゴミだらけにする事に反省するはずが無いではないか。先進国の倫理など通用しないのだからそうした非難はお門違いである。それが中国人であり、中国四千年の歴史であろう。

しかし中国は分かり易い国である。この国のやり方は、目的に向かって一直線なのだ。米国やロシアの軍事衛星が目障りだから一体どうするか、と考えた時、普通なら「対衛星攻撃衛星」なんて事を発想するのだが、中国の場合はそんな小難しい兵器を開発するより、すでにある弾道ミサイルを地上からぶち当てればいいじゃん、という発想になる。
産業振興のやり方も同じである。自動車を造りたいとなれば、外国から技術も資本も全て導入する。自分たちで見よう見まねでも技術を学ぼうという訳ではなく、そこにある技術やノウハウをそのまま踏襲するだけで、新しい工夫も自分たちなりの知恵もそこには何も加えない。他所が作っているモノをそのままパクればいいじゃん、という見上げた発想なのだ。工夫や独自仕様なんて無駄なのである。
政治体制だって「共産主義」という看板をパクっただけで、中身は伝統的な独裁王朝のまんまで、10億の農奴から収奪する地方軍閥の勢力均衡の上で成り立っているに過ぎないのである。21世紀の近代国家ではない。

この国がいくら発展し、巨大人口から選抜した大量のエリートを科学技術研究に従事させても、決して革新的な科学研究成果は生まれない。中国の宇宙開発が40年経ったにも関わらず、軍事技術上も宇宙技術上も、中国から新しいモノは何も生まれていないのである。
中国四千年の歴史は、千年以上前から停滞したままの歴史なのである。わずか50数年の歴史しかない中国共産党王朝も、所詮歴代王朝と何ら変わりない。
相変わらず中国は、欧米諸国や周辺国から「眠れる獅子」と恐れられるが内実は「張り子の虎」だった歴史を繰り返している。中国脅威論など150年前から繰り返されている単なるプロパガンダに過ぎないのである。

中国の軍事膨張指向や覇権主義を危険視する論調が日本でも幅を効かせている。
確かにその危険性は当然ある。
中国は遅れてきた帝国主義国家であり、中国人は常にその国土からあふれ出て周辺国家を蹂躙してきた。その人口の圧力は相当なモノである。
しかし実は懸念するまでもなく、中国共産党が一党独裁を続ける限り中国の崩壊は無いし、一部の都市が近代化されビル群が建ち並んでも中国という国が先進国となる事はない。歴史上、周辺国にとって中国という国は国家体制が崩壊しない限り実に御しやすい国なのである。
一部の都市部が近代化してもそれは所詮中国のショーウインドウであって、国力の無駄使いに過ぎない。工場が建ち並び巨大な製造力を有しても、所詮外資による収奪の対象に過ぎない。そこで生まれた富は、外資によって回収されるか汚職幹部によって国外に持ち出され、外国で使われる。中国という国の本質である10億もの「農奴」が変わらない限り、この国の真の発展はない。

歴史上、中国の歴代王朝の中で対外戦争に勝つ事が出来たのはモンゴル人による元だけである。朝鮮半島やベトナム、東南アジアへの覇権は、中央政府による軍事的成果と言うよりは、王朝崩壊による難民発生の結果論に過ぎない。中国からの難民さえ防ぐ事が出来れば、この国は軍事的には怖い国ではないのである。21世紀も同じである。中国がいくら軍事に資金を投じても、基礎科学力に致命的な遅れを持つ中国に欧米を凌ぐ近代兵器は開発出来ない。だから中国にとってEUの武器禁輸処置は痛いのである。

日本の識者と称する「提灯持ち」は中国のエリート教育の凄さと、その人数の多さに警鐘を鳴らす。「日本はこのままでは中国に追い抜かれる。」
バカである。
中国のエリートのうち本当に凄い奴はとっくに中国から脱出している。中国に残って競争に顔を引きつらせている奴らは、単なる受験秀才に過ぎない。科挙の時代と何ら変わりはないのである。自分の出世欲や金銭欲を満たす事が学問の目的となっている中国の秀才達、こんな奴らが束になって日本と対抗したって勝てるはずがないのである。
日本の凄味はその自由な社会体制と風土が生み出した発想の豊かさにある。世界で最も自由でタブーの少ない日本社会に於いて、そこで生まれ育ち教育を受けるという事は、もうそれだけでかなりのアドバンテージがあるのである。出世欲や金銭欲を原動力とする中国社会と、自己実現欲や探求心を基盤にコツコツと長いスパンで研究に打ち込める日本社会の違いは、今後あらゆる分野で鮮明にその差を表してくるだろう。

中国が弾道ミサイルの制御を成功させたという今回のニュースは朗報である。
これで中国がミサイルを誤射する可能性が少しは減ったという事である。日本の主要都市に照準が合わされた29機の核ミサイルもまた、きちんと制御して誤差の無いようにお願いしたい。米軍基地や自衛隊基地を狙ったのに、市街地や住宅地に飛んできたら大変である。
どうか高度850kmの衛星にぶち当てる事の出来る技術で、きちんと制御して日本の民間人を殺さないで欲しい。もし民間人が被害に遭う事態になったらそれは中国による虐殺である。その後100年間はネチネチとあらゆる国際舞台でいたぶってやる。100人の被害なら1万人、1000人の被害なら10万人、3000人ならあなた方が大好きな30万人だ。
ま、日本に向けて核ミサイルを飛ばす事態になったら、とっくの昔に中国なんて国は無くなっているだろうが、何せ中国人のやる事である、間が悪いというか、たぶん「何で今ごろ?」という事に成り兼ねない。
本当に空気が読めない民族、もとい国家だからなぁ、心配である。
ジャンル:
海外
キーワード
弾道ミサイル 運動エネルギー 中国共産党 エリート教育 バンテージ 自衛隊基地 モンゴル人 中国の軍事 中国の宇宙開発 国家安全保障会議
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3 コメント

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Unknown (PeTerZ)
2007-01-21 11:03:44
目が短い人は多いね。

Unknown (Unknown)
2007-01-22 14:12:03
熱血若者が多いね。
Unknown (Unknown)
2007-01-26 23:58:57
馬鹿が多いね。

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