北のとうさんの愚痴話、時々貧乏旅

還暦を過ぎたおやじが鉄道の話題を中心にぼやきます。アマチュア無線のコールサインJA8HBO

日本から博士が消える。目先の利益を追う企業

2017年08月08日 | JR北海道 JR北
8月筒8日の朝日新聞に「(波聞風問)企業の採用 博士人材、「使えない」は本当か 多賀谷克彦}というコラムが掲載されました。

私の娘は理学療法士・PTですが院卒なので修士です。当初勤めた札幌の病院では某医大出身の女性上司が、口を開くと「修士なんて必要ないのに馬鹿みたい」と言いながら、かなりのパワハラをするような状態だったとか。
もちろん学会での症例発表など、したことが無いとのことでした。まあ職人PTですね。
その病院勤務当時は給与も学士とほとんど変わらなかったとのこと。
ところが娘の大学時代の同窓生が、社会に出てから大学院に通いなおしている人が出てきたとのことです。
理学療法士は専門学校3年間でも資格が取れます。ただ、医学の世界は英語の論文が多く、読みこなすことができない。自分で論文を書くこともできない。リハビリは診療報酬加算をとるための手段程度に考える病院からしたら、その程度の兵隊さんが使いやすいらしいのかもしれません。
そのかわり、高いレベルのリハビリは期待できません。

その点、昨年から住んでいる金沢市の職場は処遇が全く違うとのこと。石川県という教育に熱心な土地柄のせいもあるのでしょうが、学歴や知識を明確に評価してくれる。そのために明るく自信を持って働いています。

 ちなみに去年結婚した畑違いの連れ合いは、修士から博士と進んだ工学博士。何社か上場企業の面接に望みましたが、「博士はいらない」との返事でなかなか就職ができす、結局は北陸地方の大学の特任助教(要するに非正規雇用の研究員・ポスドク)に一旦は収まりました。
ただ、捨てる?神あれば拾う神ありで、現在は石川県内の別の大学に正規雇用を前提として移籍し、て研究に忙しい日々です。
来月には勤務校近くに住むことになるので、夫婦で新居?を見物に行くつもりです(笑)。
文科省が大学院開設の旗を振ってたくさんの修士と博士が輩出されましたが、いつまでも企業が振り向かないようでは日本から頭脳は流出しまうか、せいぜい東京に一極集中するかです。
地方に残った人材は埋もれるばかりですし、日本の大学教育のレベルは下がる一方でしょう。
実際、娘夫婦の出身大学の卒業生の多くは北海道外に出てしまい、北海道の地盤沈下を招いていると言っても過言ではありません。
このような状態でも日本人の多くは、日本の教育や科学のレベルは高いのだと、いまだに思っているのでしょう。しかし、それは勘違いになりつつあるのは確かです。


上記の石川県にある大学院の最寄駅

走っている電車
ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 札幌から金沢間往復しました... | トップ | キハのある風景 »
最近の画像もっと見る

JR北海道 JR北」カテゴリの最新記事