北のとうさんの愚痴話、時々貧乏旅

還暦を過ぎたおやじが鉄道の話題を中心にぼやきます。アマチュア無線のコールサインJA8HBO。再開準備中

日高線代行バス搭乗記

2017年07月11日 | JR北海道 JR北
7月9日・日曜日。
災害で、ほぼ運休状態の日高線で静内(新ひだか町)へ行ってきました。
札幌から苫小牧までは733系の寒すぎる冷房に耐えながら、ほとんどは、うたたね状態。
苫小牧からは、キハ40の352.353の2連で日高線を鵡川まで乗車。苫小牧から日高方面は夏でも涼しい気候。キハ40では扇風機も回っていましたが、少し窓を開ければ涼しい風が入ってきます。

列車は鵡川まで、何事も無く、このまま様似まで行ってしまうのではないかと、むなしい願望に応えるように快適に走ります。30分ほどで、鵡川駅に到着。「駅前の酒井観光バスに乗ってください」という苫小牧駅からの遠隔構内放送を聞きながら「JR代行バス」と書かれたバスに乗車しました。
乗客は10名ほどでしたが、静かな室内が静内まで続きました。

途中の駅はバスが入れるところはJRの駅前で。そうでないところは近くの道南バスのバス停で停車します。国道から狭い小路を通らなけれ駅まで近づけないところも多く。2時間近く要して静内駅に到着しました。
静内駅から様似駅まではJRバスが代行輸送していますが、乗り継いだ客と静内から乗車した部活帰りの高校生数名を乗せて様似へ発っていきました。


久しぶりの静内駅は、まるでBRTの盛や気仙沼を彷彿とさせ、列車が走っていないとは思えない雰囲気でした。
観光案内所、売店、駅そばまであります。基本的にバスターミナル的な使い方されていますので、駅の中がさびしくなったという印象は感じられません

戻りのバスを待つ間に、道南バスの都市間バスが駅前に入ってきましたが、30名ほど列を作っていました。

JRだと札幌まで片道約3時間30分で3240円、苫小牧から特急を使うと約2時間30分で4890円。
対して都市間バスでは約2時間35分で2410円。
JRのほぼ半額でほとんど同じ所要時間ということで考えると、多くの方がバスを利用するのは自明の理。
沿線の人口や冬季も雪の少ない土地柄から考えても、都市間交通はバスに軍配が上がることになります。
バスから見えた家々には2台以上の自家用車が並んでいます。完全に自動車社会なのですね。これは冷静に捉えなければなりません。

ただ、日高門別や富川、新冠などは駅舎も綺麗に整備されているので、バスターミナルとして充実させるか、一部に動きが出てきたBRTも選択肢の一つかもしれません。
地元自治体の提案しているDMVに関してはJR北海道、特に東日本からの派遣社員がまったく関心がありませんし、どれほどのメリットがあるのかを自治体自身が調査提案して理詰めで説得するしかないでしょう。




結局は廃線してバスに転換するのが早道かと感じます。鉄道が無くなると町が廃れると言いますが、今まで住民の利用が少なかったことを考えると日高地方では、他の地域以上に鉄道の役割はすでに終わってしまっていると言わざるを得ません。

それに、たとえ鉄道が残っても、新幹線効果が現れるとは考えられません。
ただ、私としては、それなりに人口が集積している日高門別までは残してほしいものだと思ってはいますが。

さて、帰りの代行バスは、5名ほど乗った高校生が新冠や清畠で降りて、5名ほどの乗客を乗せて鵡川駅に到着しました。
乗り換えたキハ40に揺られて苫小牧に到着しましたが、わずか10分の差で札幌行の普通列車には間に合いません。このような点も疑問が残りました。
早急に方向性を決めて「代行バス」から卒業しないと、不便さが増すばかりです。高校生はスクールバスを運行するのが良いと思うのですが・・・。

夕暮れの鵡川駅

鵡川発苫小牧行キハ40

苫小牧発室蘭行キハ143・・この便は室蘭から札幌行の間合い回送です
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