うーじぇーんのソツ 0019-03-13 23:01:16 | その他 烏鎮の観光村(入場料を払う)には焼酎工場がありました。白酒(パイチュー:透明な酒)ですが。同じ浙江省の紹興市では老酒(ラオチュー)が有名ですが...。観光客用に昔ながらの製造現場を残しているのか?実際にはもっと近代的な製造現場があるのか不明です。この地方は他にも織物・木工細工など手工業が盛んだったようです。それは次回にご紹介。 « うーじぇーんの旅 | トップ | 烏鎮の工芸品 »
10 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 Unknown (代理人) 2007-03-13 23:26:47 写真もよかどん、白酒・老酒どげんなもんじゃっどかい。飲んでみんとわからんどん。 返信する Unknown (うーん) 2007-03-13 23:45:36 コスモスかブリッジに売っちょっかも。 返信する 豆知識 (白波愛好家) 2007-03-15 18:38:43 白酒は日本でいえば焼酎(蒸留酒)、 老酒は清酒(醸造酒:圧搾濾過する)白酒は蒸留酒であるが、日本の蒸留酒(焼酎)との違いは、醗酵方法と蒸溜方法が違う。日本はアルコール発酵するのに麹、酵母、原料(芋等)、水を使用し液状のモロミができる。中国では水を殆ど使用しないため半固形状のモロミである。蒸溜方法は、日本ではモロミを入れた釜を下から直接加熱するが、中国では、いわゆる餅米を蒸すような方法で蒸溜する。よって高濃度(50度以上)のアルコールがでてくる。飲み方は、日本ではお湯割り等で好みの濃さで飲むが、中国はそのまま飲むので小さなグラスでチビ呑みする。以上焼酎学講座でした。 返信する Unknown (タクロー) 2007-03-15 19:07:18 勉強になりました。ただ、加熱方法の違いで濃度が変わるのがよくわかりませんが。 返信する 説明不足でした (タクローさんへ返信) 2007-03-15 20:32:30 濃度の違いは、モロミに水(地下水の良質水)が使用されているか否かの違いです。つまり、日本の焼酎モロミは液状であるから、蒸留のときアルコールと共に水も若干 蒸発水となって出てくるので 濃度としては40度くらいになる。中国は、釜からの蒸気が、蒸篭(これに半固形のモロミが入っている)を通るとき、蒸気に抽出される形でアルコールが出てくる、当然 下の釜の水蒸気も入ってくるが、日本の液状モロミの水分ほどには入らないので濃度は高い。日本の製法の原型は大陸にあるともいわれているが、日本型に改良して今日に至っている。日本の焼酎はお湯割りしても お湯っぽくならず しっかり焼酎の味を保持しているところが特徴的である。この説明で如何でしょうか。・・・久しぶりに 頭を使った・・・ 返信する ○クローさん? (タクロー) 2007-03-15 20:47:24 頭を使わせてすいません。なるほど、よく理解できました。これからも、いろいろな薀蓄をお願いします。ありがとうございました。 返信する Unknown (さすがプロ) 2007-03-15 21:46:13 専門的な講釈ありがとうございます。私の撮った写真についても解釈あればお願いします。 返信する 持ち上げられると (調子にのるプロ) 2007-03-15 22:46:52 右上の写真は白酒の蒸留機ですね。カマドで薪?を焚いて釜のお湯を沸騰蒸発、上の蒸篭(セイロ)構造のところを蒸気が上がってゆくときアルコール抽出、半蒸気のまま上部の管で奥の水桶へ導かれ(管は密閉経路)ここで凝縮され液化、これが白酒の原酒である。下の写真は、同じ工場ですか? おそらく老酒工場の圧搾器ですね。土産に買った「紹興酒」は紹興市で造ったもののみ認められた地域ブランド。カメは、原酒の貯蔵甕だと思います。 ・・・もうこれが限界・・・ 返信する ソツんお陰で元気 (リンダ) 2007-03-15 22:54:30 オイには、ソツの造い方は分からんで どげんでんヨカ。やっぱい、枕崎のソツが イッバン うんまかど。 返信する Unknown (リンダちゃんへ) 2007-03-15 23:00:31 プロの意見もよかんべ聞かんとやっせんど 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
白酒は蒸留酒であるが、日本の蒸留酒(焼酎)との違いは、醗酵方法と蒸溜方法が違う。
日本はアルコール発酵するのに麹、酵母、原料(芋等)、水を使用し液状のモロミができる。中国では水を殆ど使用しないため半固形状のモロミである。
蒸溜方法は、日本ではモロミを入れた釜を下から直接加熱するが、中国では、いわゆる餅米を蒸すような方法で蒸溜する。よって高濃度(50度以上)のアルコールがでてくる。
飲み方は、日本ではお湯割り等で好みの濃さで飲むが、中国はそのまま飲むので小さなグラスでチビ呑みする。
以上焼酎学講座でした。
ただ、加熱方法の違いで濃度が変わるのがよくわかりませんが。
つまり、日本の焼酎モロミは液状であるから、蒸留のときアルコールと共に水も若干 蒸発水となって出てくるので 濃度としては40度くらいになる。
中国は、釜からの蒸気が、蒸篭(これに半固形のモロミが入っている)を通るとき、蒸気に抽出される形でアルコールが出てくる、当然 下の釜の水蒸気も入ってくるが、日本の液状モロミの水分ほどには入らないので濃度は高い。
日本の製法の原型は大陸にあるともいわれているが、日本型に改良して今日に至っている。日本の焼酎はお湯割りしても お湯っぽくならず しっかり焼酎の味を保持しているところが特徴的である。
この説明で如何でしょうか。
・・・久しぶりに 頭を使った・・・
なるほど、よく理解できました。
これからも、いろいろな薀蓄をお願いします。
ありがとうございました。
下の写真は、同じ工場ですか? おそらく老酒工場の圧搾器ですね。土産に買った「紹興酒」は紹興市で造ったもののみ認められた地域ブランド。
カメは、原酒の貯蔵甕だと思います。
・・・もうこれが限界・・・
やっぱい、枕崎のソツが イッバン うんまかど。