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天台宗勤行儀 その8 摩訶般若波羅蜜多心経(1)

摩訶般若波羅蜜多心経



観自在菩薩、深般若波羅蜜多を行ぜし時、

五蘊皆空なりと照見して、

一切の苦厄を度したまえり。



舎利子よ、

色は空に異ならず、

空は色に異ならず、

色は即ち是れ空、

空は即ち是れ色なり。



受・想・行・識も亦復 是の如し。



舎利子よ、

是の諸法は空相にして、

生ぜず、滅せず、垢れず、浄からず、増さず、減らず。






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摩訶般若波羅蜜多心経

(最上の智恵を知って 最高の幸せを得るために 最も大切な教えが説かれたお経)



観音さまが、完璧な智恵を体得するための修行をしてお悟りになったこととは、

「世の中のすべてのものごとには、
 何の実体も無く、ただ他の何かと比べて、或いは並べて、
 そこに虚構(虚像)を見、感じているに過ぎない」

ということです。



以下は、お釈迦様が、弟子たちの中で 最も聰明な舎利弗(舎利子)に向かって
お説きになられた説法です。



世の中のすべての物質と現象を『色』と言います。

この『色』には 形があるように思えるのですが、
実はそこには、実体が無いのです。

このことを『空』と言います。

でも物質が存在するという見方に対しての実体が無いという考え方ですから
『色』はそのまま『空』であり、
『空』はそのまま『色』であるということになります。

「色即是空・空即是色」です。

また、色ばかりでなく、
人の心の中の感覚、想い、意志、判断などの精神的な作用もやはり
『空』なのです。



すべてのものごとと、
それによって起こる人の心の動きは皆 『空』である
と知ることが
悟りの境地なのです。

ですから、
ものごとや人の心の作用は、
新しく生まれるということはなく、
無くなる(滅する)ということもなく、
汚いということもなく、
清らか(綺麗)だということもなく、
増えるということもなく、
減るということもないのです。





今日は、ここまで!








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