本当のヨーガを体得しましたので皆さんにご紹介したいと思い、これからいろいろと活動していきます。

 私の体験したヨーガの創始者はゴータマブッダ、即ちお釈迦さんで、日本には大正時代に中村天風によってもたらされました。

空とは無我の境地の事

2013-05-13 16:18:24 | 日記
殆どの専門家は無我の境地、無の境地とはどのような境地なのかまるで知らずに多くを語ります。それを聞いた人は(その話を理解していないにも関わらず)、それがさぞかし難しい、常人には到底達しえない悟りの境地のように考えます。

しかし無我の境地とはそのような難しいものでは有りません。誰もがちょくちょく経験しているものです。例えば、朝目覚めた時「あゝ、もう少し横になっていたいなあ」と思い、あれこれボヤーと考えていてハット気付いたら40~50分過ぎていて慌てて飛び起きた、という経験貴方にも有るでしょう?ほんの4,5分ボヤーとしていたはずが40~50分過ぎていた、その間眠っていたわけでは無いのに時間の感覚が無い数十分が有りますね。その時間を無我の境地(=無の境地)と言い、これが「空」です。

ただ、普通の人はその境地「空」を偶然にしか体験できませんが、その方法を知った人は意識して体験できるのです。

そしてこの境地を繰り返し体験していると
①信念が出来ます。信念とは自己に対する絶対的自信です。
②いわゆる超能力と言われる潜在能力が芽生えます。

釈迦が確立した四禅とは空を意図して誰でも体験できるようにした行法(訓練法)です。ただ、当時の人々と現在の日本人とでは理解力が全然違いますし、その方法も、科学技術も大きく進歩しましたからより簡単に空、即ち無我の境地を体験できるようになったのです。

釈迦の根本思想は空ですが、それは現代に伝えられている空とは全然違うものです。
彼は次のように教えました。
「貴方が苦悩を完全に無くすには自我の意識を無にした無我の境地、空に入らねばならない。そこが涅槃である」、と。

それを師の仏法がまるで分からなかった弟子たちは次のように変えたのです。
「空とは人間に自我(アートマン・魂)は無く、事物に恒常の本質(=自我)が無い事である。この教えを諸法無我と言う。この事を戒律と禅定と智慧によって悟れば苦しみから解脱できるのである」、と。

なぜそうしたのか?彼らは四禅が出来ず念願の空を会得できなかったのです。一方で以前のバラモン教の考えから抜け出せなかった。そうであってもバラモン教より上に行きたかった。だから四禅が出来なくとも自分達の身が保たれるように理屈を考え出した、と考えますがいかがでしょうか。専門家のご批判をお待ちします。

1 コメント

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Unknown (伊勢大輔)
2020-05-18 14:55:24
空の境地とはそんなんじゃないですよ

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