機敏な仔猫何匹

吉野亜矢の短歌ブログ。猫は飼ってません。

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「未来」創刊60周年記念大会

2011年07月18日 01時16分06秒 | Weblog
行ってきました。
暑くて疲れたけど、楽しかった。

土曜の朝、ゆるゆる準備をしていたら、電車の時間まであと5分!になり、髪も乾かさず、すっぴんのまま駅まで走る羽目に。
何とか間に合ったけど、朝からばたばたしたせいか、一日中うっすら頭が痛かった。
(フジイ先生曰く、血圧が低い人は暑い時期、血管が収縮して頭痛を起こしやすいのだそう)

一日目は、対談、シンポジウム、祝賀会と華やかに。
いろんな方のあいさつに、「未来」の重ねてきた歴史を感じる。
この先どうするの?という問いかけも。

二日目は、一日ぶっ通しでストイックに歌会。
しかし一日かけても、一首にかけれる時間はわずか。
途中、司会を手伝ったけど、終わったらぼーっとした。

打ち上げにちょっとだけ参加して、24時頃帰宅。
もらって帰った会場のお花がいい匂い。
スタッフのみなさん、お世話になりました。




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レ・パピエ・シアンⅡ2011年3月号より

2011年03月26日 21時58分25秒 | Weblog
麦酒 吉野亜矢

いつか去る者として吾を見る君の侮蔑のごとき抱擁を受く

煮魚の小骨いくつも縁にかけ白いご飯を汚す夕餉は

無くていい愛だったのか喉元に突き刺さるごとき名を持てる島

母恋いのような執着始まりを忘れ去られた水際にいる

太幹のようなる胴に巻きつきて埋もれば何も見えない体

希臘産樹液によりて歯周病菌に抗する磨き粉を賜(た)ぶ

厨ごと手伝いながら聞き流す親族のこと信仰のこと

同じことばかり言うから いなくなってもあなたが言いそうなことなら分かる

婦人科の不調告げれば自らが傷つくごとき表情をせり

賛成はしてない女友達が好きにすればと麦酒(ビール)注ぎくる
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2011年3月11日以降

2011年03月15日 23時40分16秒 | Weblog
大変な事態を迎えてしまったという思いですが、
浮足立たず、持ち場でできることを尽くし、できないことについては、謙虚でありたいと思います。
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レ・パピエ・シアンⅡ2011年1月号より

2011年03月06日 12時06分51秒 | Weblog
火鍋 吉野亜矢

新入りが納得せずに長引ける議論を背中に聞けり 慣れよ
とどのつまり用事はないと伝えたる人に深々礼(いや)して別る
割る酒に慣れぬ私の作りたるお湯割り次々かれらを潰す
なぐさみに置きたる観葉植物のこんなに保(も)つと思わなかった
不思議なる行為のひとつ職場(パブリック)にて音高く爪を切り出す
明るいというは貴重でわたくしのヨガの先生とても明るい
出先(デサキ)にて雇用形態多様なり部下とも言えぬが同格でない
この位置に押印するのは気が引けるとMさんが言う好きに任せる
割り切ろうエレベーターを降りるのも名刺を出すのも先だ、わたしが
M-I(エムワン)の歴代王者のおさらいを 歳晩仲間と火鍋囲みつ
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レ・パピエ・シアンⅡ2010年12月号より

2011年03月06日 12時02分35秒 | Weblog
Ⅰ湾へ 吉野亜矢

神戸より乗換二回特急に乗り継ぎ二時間半の旅かも
三重県を縦断するには中ほどに横たわる松阪を踏まねばならず
和田金とは何ぞやとゆけば駅近く松阪肉の老舗なりけり
行き過ぎるだけの和田金寿き焼あみ焼志お焼各九二四〇円
魚町に殿町宮町湊町城のある町の地名を踏めり
藍を着て歩くもよかろ神御衣(かんみそ)を織るを許されたる町なれば
既にして聳ゆるものはなけれども伝えられたる石垣の技
石垣の石のひとつに手を添わす石ほどの脈も持たざるような
「Ⅰ湾の濃い藍」とかつて青年の書き留めたる海を見遣りぬ
年若く髭濃き市長 問い合わせ先は市政戦略部戦略経営課

*台風により中止になった松阪吟行に代わり、「バーチャル松阪吟行」特集となりました。


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花びん

2011年01月12日 22時44分04秒 | Weblog
映画(ノルウェイの森)を観て帰ったら、テーブルの花瓶が倒れて床に水がこぼれていた。
あわてて花瓶を起こして水を拭き、百合やらスイートピーやらを元に戻す。

数日前、地下街のディスプレイに使われていた百合の花の匂いに誘われて、花屋に寄ったのだった。
お正月だったから花のたくさんついたのが出回ってるとかで、蕾が5つもついた百合を1本と、色のある花を少し包んでもらった。
開いてるのは一輪だけだけど、香りは部屋に充満。

背の低い水差しを花瓶に使ったため、百合の重心に釣り合わなかったらしい。
冷えた部屋の中だったからか花は意外と元気だったけど、花の重みに負けないよう、今度は多目に水を入れて置き直す。

帰宅したら花瓶が倒れているというのは、現実的なようで結構非現実的な状況で、映画とはまた別の非日常に投げ込まれたようだ。

原作を忘れたまま観た映画で印象に残ったのは、登場人物を包む毛糸の衣類(帽子とかマフラーとか)の胸をつくような優しさとか、菊池凜子はやっぱりそんなに好きじゃない、とかだった。
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初泣き

2011年01月08日 23時42分56秒 | Weblog
持ち寄りパーティーのために「豚肩ロースの赤ワイン煮込み」なるものを作ってみる。
カロリー高そうな原材料(バターがめっちゃ入る)の割に、味は普通だった。
脂っこいと洗い物もべたべたするし、塩胡椒で焼いただけのが好きかも…

その前日、料理用に買ってきた安い赤ワインを、必要なのは1カップだけなので、減らしとこうと開栓。
テレビを見ながら飲んでいたところ、衝撃的な事実が発覚。

赤ワインを飲みながら泣くと、ピンクの涙が出る。

見ていたのはアメトークの「売れてないのに子供がいる芸人」。
ぱっとしない芸人たちと彼らを支える家族のエピソードに、ピンクの涙をぽろぽろこぼす私だった。
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ランニング

2011年01月05日 23時34分30秒 | Weblog
早く帰ったので、嫌がる気持ちをおして近所を2キロほどランニング。
さむい、しんどい。
2月に駅伝大会(担当区間6キロ)に出るので。

計算ドリルを嫌がる甥を見て、
できない訳じゃないんだから、嫌ならさっさと片付ければいいのに、と思った。

15日からの禁煙を宣言した同僚が、一日一日を惜しむように煙草を吸いに立っているのを見て、
禁煙するって決めたんなら今日この時からすればいいのに、と思った。
(とっても効く禁煙のクスリが品薄で、順番待ちだそう)

が、ふと省みると、駅伝に向けて(できれば毎日)走ろう、という決めたことがそうそうできない自分である。

他人のことはクリアーに見える。
他人への視点を適用して考えると、自分と接点のある時間は今だけなんだから、今しないとずっとしないだろう…

と思い直して走ってみました。今日は。


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新年のご挨拶

2011年01月02日 19時31分22秒 | Weblog
あけましておめでとうございます。
よい一年になりますように。

30日から2日まで、実家に帰省。
退屈しながらのんびり過ごす。

小5の甥の宿題を見てやったら、計算ドリル2ページ(40問)に2時間かかった。
少数の割算ができないわけではないのに、集中力がとにかく持たない。
宥めたり脅したり(お年玉あげない!)しながら付き合ったが、子供の教育における父性モードと母性モードの調節の難しさを感じる。

1日は初詣のハシゴ。
午前中は近所の八幡神社へ、午後は隣町のお寺へ。
ヒマに任せてどちらも徒歩で。
お寺でおみくじを引いたら「吉」だった。
初夢は、なんか仕事の人がいっぱい出てきて、トイレに行きたいと思っている即物的な夢だった。

お正月の、気合を入れて見なくていいバラエティ番組のひとつを見ていたら、見覚えのある女の子が「ミスなんとか」で出ていた。
年齢が微妙に記憶と違ってて、愉快な気分になる。
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ブラームス

2010年12月18日 09時25分20秒 | Weblog
無事、パソコンを買い替えた。
デスクトップからノートへ。
マウスがないので若干操作しづらいのだが、さくさく動いてくれるのはありがたい。
携帯もiPhoneに変えたので、来年は手帳を持たずにグーグルカレンダーをPCと携帯からチェックすることで代えようかと試行中。
でもやっぱ、手帳より開きづらいというか、閲覧性では実物に劣る。

先日、NYのカーネギーホールで行われた小澤征爾さんの復活コンサートの模様がTVで紹介されていて、演奏されていた曲に、あれ、と思ったら、小学校の卒業式で流れていた音楽だった。
ブラームスの交響曲第1番。
http://www.universal-music.co.jp/classics/artist/ozawa/information.html

いい曲。
中・高の卒業式でどんな曲がかかっていたかは、思い出せない。
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信じつつ、疑う - 野口あや子作品評(2009.9.18)

2010年10月22日 21時48分06秒 | Weblog
元々は新彗星の原稿として書いたものです。
事情により発行が遅れているようなので、ここに載せておきますね。
1年以上経っちゃったけど。

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 野口あや子の歌を読んで最初に思うのは、「われ」「わたし」「わたくし」の登場回数の多さである。歌はその短さにより、省かれた主語を読者の方で(作者を主体と想定して)補う慣わしがあるが、彼女は駄目を押さずには済まないのである。わたしよ、と。

  流木のようなわが肘にふれくるる痛みのような快楽【ルビ=けらく】のような

 たとえば右の歌は「ふれくるる」という語の選択により、触れられるのが主体の肘であることが伝わるため、意味の上では「わが」を除いても成り立つ。

  流木のようなる肘にふれくるる痛みのような快楽【ルビ=けらく】のような(改作例)

 音韻の調和は別として、改作例との違いから浮かび上がるものは何だろう。短歌研究新人賞受賞作の一連に、次のような歌があったことを思い出す。

  青春の心拍として一粒のカシスドロップ白地図に置く

 この歌にはふたつの俯瞰する視点が存在する。ひとつは時間、ひとつは空間である。通常、渦中にある者がその時間を他と区切って名付けることはない。この歌が一風変わった印象を与えるのは、現在が過去となり青春と呼ばれるようになった架空の時点から詠まれているからである。手掛かりのない世界の中心に置かれるのは、甘い儚い物に託された作者自身だろう。この、今という時間の絶対性への疑いと、自身を取り巻く世界へのおそれが、「わたし」の位置を確認することに向かわせるのだと思う。触れられるのは他ならぬわたしの肘であって、「われ」を背後に溶け込ませた改作例は、物慣れて見えるが作者の今にある切迫感からは隔たることになるだろう。もちろん、今に疑いを持たず、世界を整然と了解して生きられる者などないのであって(少なくともそういう人たちは文学を必要としない)、こうした把握自体は作者の個性という訳ではない。独自性は不可解な世界との対峙の仕方、遠心力に抗うように己を楔として深く打ち込んでいく詠み方にあるように思われる。それはある過剰さ、息苦しさを伴う容赦のなさである。

  つまるような想いで僕を乗せている助手席の窓ほそくほそくあけ
  ふてぶてしくおんなを生きるわたくしはジュレに犬歯であなあけており
  カンジュセイ、と舌ったらずに誉められる苛立ちだこれは 銀色のマウス

 こうした歌は、いつまでも詠まれるものではないという予感がある。凡庸な批評を許すことや、やり方は違っても人を励ます側に立つことが、いずれは巡ってくるだろう。社会や人事へのまなざしは、既に成熟しつつある。

  コンビニの募金ケースに幾枚ものレシートが捩【ルビ=ね】じ込められており
  うつむけばうなじにぽつぽつぽつとほね きらいなひとの消息をきく
  肉親のやさしさなのか知らぬ間に注ぎ足されていたりぬるい麦茶を

 思いを託す事物の斡旋の巧みさは、もう一つの特長である。音感を含めた官能と音楽の回路が秀逸であり、無名性に還元されてもいいような言葉の心地よさが味わえる作品もある。

  ワンコイン弁当のふた陽に透かす恋する人は光でわかる
  抱かれた理由は水彩パレットのくぼみ たぶん好きだったから
  オルガンのペダルに指を絡ませてまぶたの重い雨の木曜
  真っ白な紙風船は闇に落ちまたほのかなるくぼみをつくる
  梅雨明けの自転車の輪が描いていく二本のほそいやわらかい線

 歌集のあとがきに語られた「短歌と私」の明晰さに感心した。一方で、そんなにきっちり掬い上げられるものだろうかといぶかしくも思った。先日、故笹井宏之氏を論ずる会で、彼女から「作者の自分語りには、意図的にせよそうでないにせよ幾分の嘘が含まれるものだ。自分も含めて」というような発言があった。結社誌に見る近作では、旧かなづかいなども試しているようである。こうした破壊と構築が、彼女の言うふてぶてしさだろうか。信じつつ疑う姿勢を頼もしく思う。

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お久しぶりです

2010年08月30日 13時40分42秒 | Weblog
パソコンの調子が悪くて、長らく放置していました。
めんどくさいけど、買い替えとかしなきゃかなぁ。
もともと人から譲ってもらったものだったし。

土日、東京で未来の大会に行ってきました。
色々刺激になりました、という辺りで復帰第一声はおしまい。
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違憲判決

2010年05月27日 22時16分22秒 | Weblog
<労災>顔にやけど「性別で障害認定に差」は違憲…京都地裁
http://mainichi.jp/select/today/news/m20100527k0000e040077000c.html

「…労働者災害補償保険法は精神的苦痛を考慮して、顔の傷跡については女性が高い等級になると規定。園部労働基準監督署は04年4月、男性を障害等級表で11級と認定したが、男性側は「女性なら7級を受けられたはず。男女差別だ」と主張していた。…」

地裁判決は、法の下の平等を定めた憲法第14条に違反するとの趣旨で、厚生労働省労災補償部補償課は「判決内容を確認しているところで、今後の対応については関係省庁と協議して決定する」とのこと。

この規定については、偶然(反故紙の裏を使おうとして)関連法規(別表第二(第四十条関係)身体障害等級表)を目にしたことがあった。

 労働基準法施行規則
第七級身体障害 女性の外貌に著しい醜状を残すもの/両側の睾丸を失つたもの
(「未来」二〇〇七年九月号掲載)

女性の美と男性の生殖能力が、等級付けされて対になっているところにミもフタもない印象を受ける。
悪気はないけど、温情的、父権的、干渉的(paternal)な視点というのだろうか。
有形無形の痛みの数値化、計量化は、いずれにせよ、切り捨てられるものを残すだろうが、判決を受けてどう見直すことになるのだろう。

※労働基準法施行規則はこちらで見られます。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22F03601000023.html



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顎関節症その後

2010年04月19日 21時34分20秒 | Weblog
先日、母親から電話が。
家族にはメールで、異動したこととアゴが痛いことを伝えてそのままにしていたので、「心配するやないのー」と。
そうか、そうだよね。

アゴは、しばらくマウスピースつけて寝てたら痛みは取れました。
思いっきり開けるとまだ「ぴき」というけど、痛みはありません。
歯医者さん曰く、安静でよくなるのが7割(残りは大学病院に紹介)、ストレスが原因のことも多い(ぼくは試験の時になったからね~)とのこと。
ほんとにストレスだったのかも…

シリコンぽい素材のマウスピースは、ぐにぐにした感じが面白くて、装着するとついついしがんでいたのだけど、効果はあったみたいです。
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異動しました

2010年04月04日 10時09分35秒 | Weblog
4/1付で職場を異動しました。
落ち着かない毎日で、色々滞っております。
顎関節症でアゴも痛い…
歯を食いしばって頑張った二年間でした。
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