私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

“象潟に方寸を責”とはーその2

2016-09-18 07:09:38 | 日記

それだけ説明した所で、蓑笠庵は、芭蕉の「奥の細道」(芭蕉の自筆の奥の細道)にある

                

                           “今 象潟に方寸を責”

ついて、説明しております。

      “責ハ争ト云意ニテ はるばるの旅路もはや行先象潟ばかりに成たりと云心なり”

 言わずもがなですが、
 「色々な場所への思いを胸に今回の奥州への旅路であったが、ようやく最後の目的地<象潟>にたどり着こうとしている」
 ぐらいの意味ではないかと思いますが。と云うことは、芭蕉はこの象潟を見学したら、此の奥の細道への旅を終わりにしようと、最初は、思っていたのかもしれませんね??

 もし、ここで終わっていたとするなら、あの“荒海や・・・”の句などこの世に存在が無かったのかもしれまっせんね。どうでしょうか???

 


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