私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。吉備の国の中心地でもある吉備津からその歴史などをお届けします

「黒髪鬘<クロミカヅラ>

2016-12-20 10:17:47 | 日記

 黄泉の醜女(志許売)においかけられたイザナギは右の美豆良<ミズラ>に括りつけていた

                  “黒髪鬘<クロミカヅラ>”

 を投げ捨てます。

 ここへきて、ちょっとまたまた、横道へ反れますのでご勘弁を!!!!!!

 と云いますのは、昨日も書いたように、上代には、絵のように、男女ともその頭に飾りとして『蔓草』を使っていたのです。

     

  あの「天津日子根命」を生んだ天照大神の髪に纏った「玉鬘<タマカヅラ>」も蔓草です。

 元来、蔓(かづら)・葛(かずら)は長く地をはい、どこまでも伸び拡がることから、命が長らえるようにと人々の頭飾りとして使われたのですが、それが後になって(万葉の頃から)「絶えぬ」「長し」「はふ」「たゆ」「操る」等の枕詞として使われ始めたのだそうです。

 さて、「黒髪鬘」を、宣長は
  「<クロミカヅラ>と読むのがよく、黒色の髪飾りではなく、鬘の一種である」
 と説明しております。そして、その鬘から蒲子<エビカヅラノミ>が生えたのです。それを追い来る「予母都志許売」に捕まらないで逃げきる手段にしたのです。さて、それは明日に。

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