黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『世界が終わる夜に奏でられる音楽』楡木亜木子(ジャイブ)

2008-02-14 | 読了本(小説、エッセイ等)
洋菓子店を営む家に育った倉田莉絵は、大学1年生。
外見を見て向こうから言い寄ってくる男たちは多いが、気が強いところが災いし、いつも別れを切り出されてばかり。
そんな彼女には、同じマンションに住む友人の主婦・文子がいたが、ある日、彼女の部屋で無口な背の高い少年・谷耕太と出会う。彼は文子の夫の遠い親戚にあたる少年だが、複雑な事情により、彼らの元にたびたび遊びにきていたのだった。そんな彼と次第に心を通わせるようになった莉絵。ところがその矢先、文子の夫の長期転勤が決まってしまう。耕太の行く末を心配する彼らの願いに応え、彼女たちの部屋の留守番も兼ね、耕太と共に暮らすことになった莉絵だったが……

耕太の境遇があまり切なすぎて、思わず途中で読むのを断念しそうになりました;(でも最後まで読んで良かった~♪)
まだまだこれからという感じの2人なので、今後の姿も見てみたいかも(特に耕太の成長っぷりが楽しみ/笑)。
莉絵のバイト先の有名洋菓子店・相思鼠の人たちがとても魅力的なので、是非彼らのお話も!

<08/2/14>


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