真夜中の Satin Doll

真夜中にひとりでお仕事や勉強をがんばっているあなたのために。

さくらんぼジャム

2017年05月19日 01時59分45秒 | Bon Appetit
収穫したさくらんぼは、即、ジャムにします。
さくらんぼは足が早いので、できるだけ早く処理するのに限ります。
木から収穫してすぐに、軸を取って赤い頭の部分だけにして、
水で洗ってざるにあげます。

そのあと、種抜きをします。
そんなの、煮た後ですくって取れば? とお思いになるかもしれませんが、
うちのさくらんぼは結構種離れが悪いのです。
先に種抜きをしていたほうが楽です。
ここで、例えば、アメリカンチェリーのような実の大きいさくらんぼなら、
チェリーピッターで種抜きするという、まあ、楽ちんな方法があるのですが、
うちのさくらんぼは、前述のとおり、ほおっておいてできたものなので、
粒が小さくて、ピッターにかからないのです。
そこで、どうやって種抜きするかというと、ピッターの代わりにストローを使います。
普通のサイズのストローでは太いので、
ジョアとか幼児用のジュースについている、細いストローを使います。
ストローを赤い実の軸がついていたところに突き刺すと、
種がぶしっと出ます。
この作業を一粒一粒行います。
種抜きを済ませたら、重さを量り、砂糖の量を決めます。
砂糖の量は、基本的に材料の重量の1/2です。
わたしはたいてい、もっと少なめにします。
砂糖の量は、素材の味を甘さで消さない程度に。
砂糖はグラニュー糖を使います。素材の色が綺麗に出るので。
砂糖の量が決まったら、
さくらんぼと砂糖をホーローの鍋に入れ、
これ以上ないというくらい弱火で、ゆっくりまぜながら煮込みます。
さくらんぼは、結構灰汁が出るので、出なくなるまで、丁寧に取り除きます。
お料理の本には、レモン汁を加えるように書いてあるものも多いですが、
わたしは自分のジャムにレモン汁は絶対に加えません。
レモンは非常に個性が強い味と香りを持っているので、
レモン汁を加えることによって、素材本来の味と香りを失ってしまう恐れがあるからです。
わたしのジャムは、材料とグラニュー糖のみで作ります。
コップテストをして、煮沸消毒した瓶に詰め、できあがり。

できあがったジャムは、ご近所やお友だち、
嫁いでいった生徒のところにもらわれていきます。
わたしのジャムを喜んで待っている人が多くいるし、
ご近所からのいただきものも度々あるので、
季節のジャムづくりは必須です。
とくに、さくらんぼのジャムは人気があって、予約制です(笑)
先輩の奥様はとくに気に入ってくださっていて
「あなたのおうちのさくらんぼ、どんだけおいしいのが実ってんの?」
といつも褒めてくださいますが、それは大きな誤解です。
本当にとてもおいしいさくらんぼが実っているなら、
ジャムになんていたしません。
そのまま、生で食べますよ。
つまり、生で食べるにはおいしくないので、ジャムにするわけですよ。
おいしくないうちのさくらんぼが、
みなさんに喜んでいただけるジャムになってくれるのは、
本当にありがたい。
今年も、とりあえず、何とかジャムをお届けすることができてよかった。
思ったよりも収穫量があったし、鳥さんたちにも残してあげられたし。
来年に向けて、庭師さんともっとよく相談して、
今後の庭仕事に精を出そうと思います。
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