ほそかわ・かずひこの BLOG

<オピニオン・サイト>を主催している、細川一彦です。
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2020年新憲法施行を目指す~安倍自民党総裁

2017-05-16 08:53:21 | 憲法
 安倍首相は、5月初め自民党総裁として、憲法改正に向けた考えを、読売新聞の単独インタヴューや「民間憲法臨調」(櫻井よしこ代表)の集会へのビデオメッセージ等を通じて公にした。
https://news.infoseek.co.jp/arti…/20170503jcast20172297160/…

 ポイントは、(1)9条1項2項を残しつつ、3項に自衛隊の存在を明記すること、(2)教育無償化を規定すること、(3)2020年の施行を目指すこと。
 安倍氏の狙いは、国会で政党間の議論を活性化させることにあるとのことが、(1)は加憲の立場をとる公明党に配慮したもの。(2)は日本維新の会の主張を入れて連携を強化しようとするもの。自民党の改正草案にこだわらず、自公維を中心に両院総議員の3分の2以上が合意し得る案をまとめられるよう、現実的な方針を提示して、議論の収斂を図ろうとしたものだろう。同時に、(3)には目標時期を示して、もう一つ憲法改正に関して責任遂行意識の弱い自民党の議員に喝を入れる意図もあると思う。

 安倍首相は、5月8日の衆院予算委で、民進党の長妻昭議員の質問に答えて、「自民党総裁としての考え方は読売新聞に相当詳しく書いてあるから、ぜひ熟読していただきたい」と発言。これに対して、野党が反発し、昨9日の参院予算委では、蓮舫民進党代表が安倍首相にかみついた。
 私はたまたま昼の休憩中、国会中継をライブで観たが、安倍首相がたびたび答弁を止めて注意するほど、野次が飛び交った。安倍首相は、国会では内閣総理大臣として政府の方針に基づいた発言をする立場であるとして、自民党総裁としての考えの説明には深入りせず、憲法審査会で議論してほしいと述べ、各党に対し憲法改正案を提示して建設的な議論をしてもらいたいと要望した。蓮舫氏は、改正案の提示については、答えようとせず、ただただ首相への批判に終始。私は、蓮舫氏の険しい容貌が、中国文化大革命時代の紅衛兵の顔と重なって見えた。民進党にも憲法改正に積極的な議員はいるので、安倍氏の発言は、民進党内への揺さぶりにもなっていると思う。

 5月13~14日に実施された産経・FNNの同世論調査は、次のような結果を示した。

・9条の条文を維持した上で自衛隊の存在を明文化することに「賛成」が55・4%、「反対」が36・0%。
・現行憲法が「時代に合っていると思わない」との回答が59・1%、「思う」が31・4%。
・憲法改正に「賛成」が49・8%、「反対」が44・0%。
・各政党が憲法改正草案を「示すべきだと思う」が84・1%。
・衆参両院の憲法審査会の議論を「活性化させるべきと思う」が75・6%。

 私自身新憲法の理想目標はあるが、現実的には国会議員が国会で3分の2以上で合意して国民に発議できる案を作らねばならず、また国民の過半数が賛同できるものでなければ、現行憲法は一字一句変えられない。まず最低限可能なところから改正し、段階的に改正を重ねていくという考え方が必要だと思う。
 共に2020年新憲法施行による日本再生を目指しましょう。
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