ほそかわ・かずひこの BLOG

<オピニオン・サイト>を主催している、細川一彦です。
この日本をどのように立て直すか、ともに考えて参りましょう。

蓮舫氏の二重国籍事件~公人としての責任を問う4

2016-10-01 08:54:07 | 時事
●原口元総務大臣が国籍法違反と公言

 元台湾人の金美齢氏は、9月18日放送のテレビ番組「そこまで言って委員会NP」で、「2009年に日本国籍を取得するとき、法務局から、先に台湾国籍を喪失して喪失証明書を持ってきてくださいと求められた」と証言した。
 この番組では、さらに重要な発言があった。民進党の原口一博元総務相の発言である。原口氏は、蓮舫氏の二重国籍疑惑について、次のように語った。「国籍法16条は努力義務ですが、14条によって台湾籍は放棄しとかなきゃいけない。それをなされないということは、14条違反になる。私は総務大臣だったので、そこからひるがえると公職選挙法や政治資金規正法違反になる。国会議員になるには日本人でなければならないという根本的な要件を満たしていない疑いがある」と語った。
 国籍法16条は、1項に次のように定める。「選択の宣言をした日本国民は、外国の国籍の離脱に努めなければならない。」。蓮舫氏の場合は、14条が関係する。次の条文である。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
第14条 外国の国籍を有する日本国民は、外国及び日本の国籍を有することとなつた時が20歳に達する以前であるときは22歳に達するまでに、その時が20歳に達した後であるときはその時から2年以内に、いずれかの国籍を選択しなければならない。
2 日本の国籍の選択は、外国の国籍を離脱することによるほかは、戸籍法の定めるところにより、日本の国籍を選択し、かつ、外国の国籍を放棄する旨の宣誓(以下「選択の宣言」という。)をすることによつてする。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 国籍の選択と、国籍の取得は違う。国籍の選択は、日本国籍と外国籍とを保有する者が、日本国籍だけを選択することである。国籍の取得は、日本国籍を持たない者が日本国籍を取得して日本国民になることである。国籍選択の手続きには、外国籍を離脱することと国籍選択の宣言をすることの2つがある。
 蓮舫氏は、台湾籍が残っていたことが判明したから、二重国籍の状態で国会議員になったことが明らかになった。わが国は、国会議員が二重国籍であることを法律で明示的に禁止していない。公選法10条は、「日本国民は、左の各号の区分に従い、それぞれ当該議員又は長の被選挙権を有する」と定めており、日本国民にのみ被選挙権を認めている。日本国民とは、日本国籍を有する者を言う。それゆえ、二重国籍者もまた日本国民である。だが、二重国籍者は、22歳までに日本国籍を選択することを努力義務として義務付けらている。
この点について、池田氏は、次のようなツィートをした。
 「元総務相が国籍法14条違反(当選無効)と明言した以上、あす総務省も公式見解を求められるだろう。公選法10条では被選挙権を『日本国民』に限定しているので、日本国籍が確定していない状態で被選挙権を与えるのかどうか。」
 「問題は公選法。選挙のとき選管が国籍をチェックするので、14条違反で国政選挙に当選したとなると総務省の責任問題。少なくとも今の国籍法では11歳(ママ ほそかわ註 22歳)までに国籍選択が必要なので、それ以降も外国籍を離脱していない人に被選挙権はない。」と。
 この点に関して、我が国のあり方を明確にする必要がある。

 蓮舫氏の現状について、八幡和郎氏が9月21日の時点で、核心をつく指摘をしている。
  「蓮舫氏はあいかわらず疑惑のごく一部にしか答えておらず、過去の証言とも矛盾が多いままであり、よほど不都合な事実が隠されているのでないかという、疑惑はますます深まるばかりだ。」
 「蓮舫氏がまず提出すべきなのは、日本国籍選択宣言の日付けを証明できる戸籍資料(原戸籍のはず)で簡単なことだ。ついで、台湾のパスポートのコピーと内容だ。」
http://agora-web.jp/archives/2021561.html
 八幡氏の指摘については、国籍法14条2項とともに、戸籍法104条の二が関係する。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――第一〇四条の二 国籍法第十四条第二項の規定による日本の国籍の選択の宣言は、その宣言をしようとする者が、その旨を届け出ることによつて、これをしなければならない。
2 届書には、その者が有する外国の国籍を記載しなければならない。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 蓮舫氏は、台湾籍が残っていたことが判明したから、戸籍法104条の二違反の可能性もがある。
 蓮舫氏は、国会議員である。八幡氏が指摘する書類を提示する義務がある。このことは、9月23日を以て、台湾籍を離脱した現在においても、履行すべき義務である。

 次回に続く。
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