仮 定 さ れ た 有 機 交 流 電 燈

歴史・文化・環境をめぐる学術的話題から、映画やゲームについての無節操な評論まで、心象スケッチを連ねてゆきます。

人文学系情報発信型ポッドキャスト「四谷会談」第23.1回/学問の公共性から存在論的転回へ・前篇

2016-02-28 20:20:59 | ※ 四谷会談
気がつくと、新年度が始まっております。すでにもう息切れ、こんなことで1年間保つのかなと心配な皆さんもおいでかと思いますが、我々も一様にそんな状態です。四谷会談、第23回をお届けします。

今回は、収録時間が長くなってしまいましたので、例のごとく前後編に分けてお送りします。テーマは、「学問の公共性から存在論的転回へ」。まず、前回やや消化不良に終わってしまった「公共性」の問題について、列島社会でそれを論じることの恐ろしさを、社会の様態や歴史過程を視野に入れつつ意見交換してゆきます。それが紛れもなく、弱きもの、小さきものへの抑圧の歴史であることも…。そこから浮かび上がってくるのが、近年話題の、人類学における「存在論的転回」。ちょうど。会談メンバーの堀さんが、「転回」をめぐる出版の動きに絡んでいることもあり、現時点での受容のあり方、今後の課題や可能性などを中心に論じてゆきます。とくに、一般的には「人類学で動植物を扱うこと」と思われているこの動きを、無生物、サイボーグ、ハイブリッドなものへと拡張してゆく方向性が強調されています。どうぞ、ツッコミを入れながらお聴きください。

なお、初期メンバーの岩崎千夏さんが、一時中国へ移住される関係で、ひとまず今回が最後の出演となります。皆さまも、彼女の門出を
祝っていただければ幸甚です。


《第23.1回 収録関係データ》
【収録日】 2016年3月28日(月)
【収録場所】 上智大学7号館9階北條研究室
【収録メンバー】北條勝­貴(司会・技術・トーク:歴史学・­東アジア環境文化史・心性史)/工藤健一(トーク:歴史学・日本中世­史)/岩崎千夏(トーク:日­本文学・中国語)/天野怜(トーク:歴史学・中国近代史­)/堀郁夫(トーク:株式会社勉誠出版編集部))
【主題歌】 「自分の感受性くらい」(作詞:茨木のり子、曲・歌:佐藤壮広)
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