ちいさなさえずり

柏崎と刈羽の現在の鳥を柏崎の人が柏崎から発信していく。

サシバ

2016-10-14 05:58:51 | 鳥多与里

  タカ目   タカ科   Butastur indicus

 柏崎には夏鳥として4月上旬ころやってきて子育てをします。平野部の杉林に面した田圃で4月の上旬に交尾を観ることもありますが、どちらかというと山あいに入った雪の残る棚田でその年最初のサシバを観ることが多いです。この鳥が春にやってくることをその鳴き声で分かることもあります。その声で雪国にも春が来たことを感じます。鳴き声の聞こえた方向の空を見上げるとこの鳥が飛んでいます。春の青空に飛ぶ姿は昔の人にも春を教えたでしょう。

 鯨波から川内の水源地で向かう道路沿いにはかつて水田が広がっていました。沢筋へ入っていくことになるので広くはありませんが、この田圃の上空に10数羽のサシバが春に帆翔していた時代がありました。1960年代です。現在はこの場所に限らず10羽を超える帆翔を見ることはありません。5羽もいたらすごい記録になります。

 この鳥も里山で生きてきたタカです。田圃で生きるカエルやトカゲなどが好きです。人の農耕のサイクルに合わせた生き方をしてきましたが、現在は水田の減少などにより数を減らしています。それでも山あいにある田圃に行くとこの鳥の鳴き声が聞こえ、姿を見ることができます。食料となるカエルを探して電柱の上の止まっていることもあります。

 秋に南は渡るタカとして知られています。柏崎では小村峠、刈羽村大塚、畔屋などでの観察記録がありますが、米山や黒姫山などの上昇気流も利用して南は移動しているでしょう。9月の中旬から10月ころ見晴らしのいい高地でこの鳥を渡りを観ることができるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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