ちいさなさえずり

柏崎と刈羽の現在の鳥を柏崎の人が柏崎から発信していく。

有害鳥獣駆除の話し⓵

2017-03-21 16:46:47 | 地鳴き

 今から40年前、1976年のノウサギの有害鳥獣駆除数は、3,825頭(羽)です。この年の一般狩猟によるノウサギの実績数は、7,213頭(羽)でした。10,000を超えるノウサギが撃たれていました。この頃は、この数字が当たり前の時代でした。そして、2013年です。一般狩猟で32頭(羽)の実績が報告されています。有害鳥獣駆除実績は無しです。申請もされていません。

 現在の有害鳥獣駆除の対象は、イノシシです。同じく2013年で、一般で83頭、有害鳥獣駆除で43頭です。100頭を超えています。近隣の山中でイノシシを見ることができる時代ですのでこの数字も分かります。ノウサギの激減と、イノシシの増には驚きます。イノシシは、大きくは地球温暖化により、この辺でも降雪が減り、先の細いイノシシの脚でも冬期活動ができるようになったからだと聞いたことがあります。新潟県のような雪国においては、ツキノワグマのようなカンジキになるような脚を持った哺乳類の方が生きていくのに有利とされていました。雪国にイノシシがいなくて、熊のいるのは、この積雪のためとされていました。しかし、近年は積雪の減少、降雪期の減少でイノシシが冬期も自由に餌を採れるようになっているのでしょう。稲や野菜の受ける害の大きさを想像することは容易です。

 その一方で、ノウサギの減少にも驚きます。30/10.000です。一般+有害の実績が0.3%に減っているのです。狩猟者の数も減っていますが、それでも1/4~5くらいの減少率です。減少するカーブが違い過ぎます。里山の荒廃、伝染病、キツネなど天敵の増などが考えられますが、よく分かっていないと思います。

 有害鳥獣駆除を調べていったら、柏崎の山々のここ数10年の変貌ぶりの一端が見えてきたのでは思います。ここにあげた数字は、新潟県柏崎地域振興局や柏崎市のホームページや出版物などにより知ることができます。

(国道8号線で死んでいたノウサギ(2016.05.23))

 

 

 

 

 

 

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