ごっとさんのブログ

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海外旅行の思い出 その1

2015-09-17 14:12:44 | 旅行
ブログ開設一周年の感想の項で書きましたように、これからは少し思い出話の様なものも入れていくことにしました。今回はその1回目で、海外旅行のはなしです。

もう30年ぐらい前のことですが、私の初めての一人でのアメリカ出張のことです。目的地は、ボストン近くの小さな町で、ニューヨークの避暑地として知られているところで、名前は忘れてしまいました。これ以前に初めての海外はやはりアメリカだったのですが、学会ツアーのような日本人十数人の団体でしたので、ただついていけばよいという全く問題はありませんでした。

この一人旅はちょうどお盆のころで、1時間ほど前に成田に着いたのですが、チェックインカウンターが列になっていました。30分ほど待たされて私の番になりましたが、ビジネスクラス(その頃はエクゼクティブといっていました)は満席だというのです。国際線は機内アナウンスや、日本語が通じるJALにしていましたが、こんなところでもオーバーブッキングしているようです。どうなるのか不安になっていると、ファーストクラスでもよいかと聞いてきました。もちろんOKして2度と乗れないであろうファーストクラスに行きました。

2階席だったのですが、広い空間に点々と座席があるという感じで、チケットの座席番号を確認する前に、席に案内され、上着を脱いで半纏と交換しました。ここで余談ですが、学会に参加するときは、基本的にスーツ姿で行くことになっています。これは飛行機からスーツケースが出ないことがあり、そういった場合でも発表に差し支えないように、正装していくという暗黙の了解があり、そのため真夏の暑い時でもスーツを着ていました。しかしこれも2,3回だけで、その後はラフなスタイルで行っていました。

さてこの快適なはずのファーストクラスの旅も、あまり気持ちよくはありませんでした。やはり初めての一人での海外ということで、かなり緊張していたようで、せっかく平らになる座席を少し起こしてテレビゲームをやったりして、あまり眠れなかったようです。それでもいろいろお土産をもらったりして、無事シカゴのオヘア空港に到着しました。ところがこの空港は非常に広く、国内線ターミナルに行くまで、終点が見えないほど長い動く歩道で移動しました。やっと国内線に行ったのですが、私の乗る航空会社は非常に大きいようで、一面その会社のカウンターが並んでおり(羽田のJALをもっと増やした感じです)、その上に案内が書いてあるのですが、当然英語でどこに行ったらよいのかわかりません。

それでも何とかチェックインできたようです。ここからが問題だったのですが、次に続きます。