【北の山じろう 日記】60代の爺様の寝言かもしれません

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2017年07月17日(月)23:11 福島第1原発事故が世界にもたらしたこと(再生可能エネルギーの普及)

2017-07-29 23:53:10 | ブログ

元々、ドイツなどでは脱原発の流れがありました。
これを決定的にしたのが、福島第1原発事故です。
イタリアでは、原発新規建設を決める国民投票が、事故後に行われました。あっさり否決され、イタリアの原発は、なしになりました。

しかし、環境汚染はこれまた世界的な現象です。
加えて地球温暖化問題があります。

日本でも再生可能エネルギーの拡大が決まりました。

最初は、再生可能エネルギーに関して言うと。
エネルギーコストが高い。貿易において競争力を失う。
要は、国益を損なう的な意見が多数を占めていました。
原発が停止しているので、年間何兆円だかの燃料を輸入しているとか?
これが、2011年の時の話。
2017年になり、分かったのは燃料の輸入代金は日本経済に大した影響を与えませんでした。
資源・エネルギーバブルが弾けて、価格暴落。
このメリットの方が、はるかに大きかったのです。

ドイツでは、最初は太陽光発電などの経費が高く、電気代はかなり値上げされたそうです。
風力発電もそうです。
どうして?最初は、設備数が少ないので価格が高いのです。ところが、太陽光発電や風力発電が普及してくると、生産コストが大幅に低下します。

太陽光発電について言うと、設置から稼働までの時間が短いので、「計画~設置~即発電開始」この時間が短いのですネ。
化石燃料だと計画から、環境評価、もろもろでかなりの期間が必要です。原発だと、いつ完成するか今の状況では、誰にも分からないでしょう。

そして設備の普及は技術の進歩も、もたらします。
設備の価格は量産効果で下がり続け、設備そのものも効率が改善されています。更には、蓄電設備も新たな技術革新の時代を迎えています。
太陽の出ている時間に発電し、それを蓄電して夜間や曇りの日に使おうという考え方です。

特に太陽光発電のメリットは、とにかく設置が簡単なことです。これが風力発電になると結構、建設まで時間がかかります。

コストの低下は、日本よりインドや中国に大きなメリットをもたらします。両方とも石炭火力の発電に占める比重の高い、そして排ガスの排出量の多い国です。
これが中国とインドにおける深刻な大気汚染を引き起こしています。
太陽光発電のメリットの大きさが、分かると思います。
短時間でどんどん建設できます。そのコストが劇的に低下しました。
そして燃料は、いりません(太陽光がエネルギー)。
排ガスを、太陽光発電を増やすほどに削減できます。

太陽エネルギーが石炭産業を殺す日
2017年7月15日
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/07/post-7988.php

全世界で再生可能エネルギーを65%に、温度上昇2℃未満に抑える (1/2)
2017年03月23日
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1703/23/news036.html
(2つの主要な国際機関が2050年に向けて世界のエネルギー需給構造を転換するシナリオをまとめた)

実際には、大気汚染のひどいのは中国とインドだけではありません。北半球全体と言っていいほど、北半球の大気汚染はひどいです。石炭火力発電やデイーゼルエンジンが、大気を汚染するのは、欧米でも同じです。

再生可能エネルギーの大きなメリットに世界中の人々が同時多発的に気が付きました。
単に地球温暖化の問題だけではなく、むしろ深刻なのは大気汚染なのです。大気汚染が原因となり死亡する人々は、世界全部合わせると数十万人とも言われています。もっと多いかもしれません。

そして部品の価格が安く設置が手軽にできるのは、貧しい国でも外国の援助があれば、簡単に設置できると言うことです。
火力発電や原発であれば、(巨額の費用が必要だという意味で)到底不可能な地域であろうと、簡単に発電し電気を利用することが出来ます。実際にアフリカの一部の地域では、このような援助がされています。

「太陽光発電、新興国の救世主となるか」
2012.06.07
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/6182/?ST=m_news

※具体的に電気の販売価格の安いところは?
太陽光・風力発電のコストが急速に低下、海外で単価3円を切る電力の契約も (1/3)
2016年12月12日
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1612/12/news025.html

石炭火力のコストを大幅に下回る単価が実現されています。洋上風力で6円などと言う例も出てきました。
原発を含めた化石燃料では、どう頑張っても10円以上でしょう。
原油発電は高すぎてダメ。
比較的安いと考えられる、原発、石炭、天然ガス全部、価格競争で負ける時代です。

特に日本が位置する東アジアでは、大きく出遅れている部分があります。国際的な送電網の構築です。国際間でも電気の売り買いがあるから、ヨーロッパでは電気代を引き下げることが可能です。

例えば、短期的に大災害により日本の電力が不足したとします。中国との間に送電網が構築されていれば、中国側に発電余力があれば、電力を融通してもらうことも可能です。日本国内ですら、まだ再生可能エネルギーを送る送電網が不足しています。エネルギーの産地が変わると送電線を新たに作らなければなりません。これは、長期の低利融資などを政府が電力会社にして援助するべきものです。

とはいえ、最早化石燃料方式の発電は、時代遅れであると言えます。10年も経過しないうちに、こうなりました。もちろんその技術が、急にできたのではありません。随分昔から、試行錯誤されてきました。費用も含めて、様々な障害がありました。その障害を乗り越える大きな原因となったのが、福島第1原発事故です。

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