KGセミナー塾長の日記  大学受験と高校野球、生徒との生活を中心に。

初めての人は、2008年2月26日の「みんなに伝えたい話」を読んで下さい。私がこの仕事をやり続ける支えとなった話です。

女子学生会館

2016年10月01日 | 受験・学校

 「高校の実力」という本には、いろいろな大学、高校の広告が掲載されています。その中で、「~大学~名合格!」とかいうような広告を掲載している学校は、あまり大した実績のない学校です。真の進学校はそんな広告を掲載する必要がないし、また広告そのものも掲載してはいません。

 大学の広告は、時代を反映してか、就職状況がいいとアピールしているところが多いです。日本文化大学は、警察官採用試験合格比率日本一と掲載しています。「教員就職率79.5% 岐阜聖徳学園」。ちなみに広告には、国公立1位は75.5%和歌山大学と書いてあります。和大が1位なんだと教えられます。

 「お嬢様のお一人暮らしをサポート」安心・安全・信頼の女子学生会館!という学生会館のコマーシャルも相変わらず昔から掲載されています。「TOKYO Student House」という学生会館は、「伊藤忠グループの学生会館!」とうたっています。我々のころは、インスタントラーメンからミサイルまでと言われていた総合商社が学生会館までやっているんだ。

 そんな中で一番目を引く広告が、「女子学生寮 徳川ドーミトリー」やはり、「徳川」という文字が「一般の人はお断り」という雰囲気を醸し出しているような気がします。目白駅徒歩4分。徳川家本邸内にある緑豊かな中での学生生活。経営してるのは、尾張徳川家の資産運用会社。5700坪の敷地に外国人向けの住宅と、この学生寮があるそうです。名古屋には徳川美術館を経営しています。徳川家の末裔の中で現在も一番の資産家だそうです。

 それでは、紀州徳川家はどうなっているんでしょうか。現在は、建築家をしている女性が当主になっているそうです。かつては1500億円以上の資産を所有していましたが、現在の当主の祖父が、月に1億円から2億円の浪費を何十年と続けて没落したそうです。なんともすごくスケールの大きな話ですね。月に2億円をずっと使い続ける。いったい何をするのでしょうか。紀州徳川家は、麻布の飯倉にあったそうです。私の勤めていた会社の東京本社のすぐ近くです。自らも音楽家だった祖父頼貞さんは、西洋音楽のパトロンとして、「音楽の殿様」として知られた人でした。音楽は、なるほどお金がいくらでもかかります。

 徳川ドーミトリーで学生生活を送るのにいくらかかるのでしょうか。入寮費が20万円。保証金が20万円から50万円。部屋代は、7万円から10万円。食事代および維持管理費が75000円。三食付いています。専属シェフによる料理教室も開催されているようです。ピアノのレッスン室も完備されています。ただし門限は11時。

 マンションと同じで、最上階の3階が高くなっています。最低月に145,000円。ただお金の問題ではないんですね。こんなところは、成り上がりの子供が通うところではなくて、「真のお嬢様」が通うところなんでしょうね。広告からいろんな思いが膨らみます。

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