Key_Kitaの独り映画日記

主に観た映画・ドラマの感想を書いてます。
最新映画だけでなく過去の作品や雑談も少々。

映画『ロッカーズ ROCKERS』(2003年)

2016年12月09日 | 映画(DVD)
この作品は、博多を舞台にロックに青春をかける若者たちの姿を描く青春映画。
ストーリーは、これが長編デビュー作となる陣内孝則監督の実体験に基づいている。


博多のアマチュアバンド“ロッカーズ”。メンバーは、いつもバンド活動を反対する両親と揉めているボーカルのジン、筋肉マニアで女に見境なく惚れるドラムのモモちゃん、合法ドラッグにハマりっぱなしでいつもグロッキー状態のベース、ガクチャン、女系家族で育ち内股で、自分の行動を占いに委ねているギターのコーちゃん、というバラエティーに富んだ4人。ある日、自分たちのロックに限界を感じていたジンは新メンバーを募集。そして抜群のギター・テクニックを持つタニの加入が刺激となった彼らは、真剣にプロを目指し始める。


この作品を観ようと決めた理由が僕の大好きなドラマ『木更津キャッツアイ』や『THE 3名様』に出演していた佐藤隆太、岡田義徳、塚本高史が出ているから。
このバンドはメンバーの谷さんが交通事故で亡くなり、陣内孝則がその思い出を風化させないために作り上げたこの映画らしいですが、陣内孝則は俳優としてのイメージしかなくこのバンドの事も知りませんでした。
2時間弱の中にバンドの誕生から日常、サクセスストーリー、終焉まで上手く纏められているし、出演者たちの演技や音楽も良くストーリーも切なさもアリながらちゃんと笑いもあって分かり易くカッコイイ。
これはバンド経験のある人はもちろん、僕の様に『木更津キャッツアイ』好きの人が観ても佐藤隆太、岡田義徳、塚本高史だけでなく“バンド”という面でも少しは共通点があり、楽しめると思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿