Key_Kitaの独り映画日記

主に観た映画・ドラマの感想を書いてます。
最新映画だけでなく過去の作品や雑談も少々。

映画『3月のライオン』

2017年03月20日 | 映画
この作品は、羽海野チカの人気コミックを、2部作で実写化したドラマの前編。
家族を亡くして孤独に生きてきた17歳のプロ棋士が、ある3姉妹と心を通わせながら厳しい将棋の世界を突き進む。
メガホンを取るのは、『るろうに剣心』シリーズなどの大友啓史。
『るろうに剣心』シリーズにも出演した神木隆之介、『映画 ビリギャル』などの有村架純、『ヒミズ』などの染谷将太、テレビドラマ『カインとアベル』などの倉科カナらが出演。緊張感に満ちた対局シーンに目を奪われる。


幼少期に交通事故で両親と妹を亡くした17歳のプロ棋士、桐山零。父の友人である棋士・幸田柾近に引き取られるが、そこから離れざるを得なくなってしまう。以来、東京の下町で一人暮らしをする彼だったが、川向こうに暮らす川本家の3姉妹のもとで一緒に食事をするように。彼女たちとの触れ合いを支えにする桐山だったが…。


うーん、あまり期待していなかったからなのか、ストーリー自体はそれほど悪くなかった印象。
ですが、将棋のルールが全く知らない為にどう苦戦しているのかも対決だけでなく将棋そのものの面白さもあまり伝わってこない。
そういった意味では『ちはやふる』はかるたの知識や経験がなくても楽しめた分、物足りない。
それだけでなく、前編後編の2部作の前編ですが、後編に向けての期待感があまり感じられず…。
とはいえ、神木隆之介の演技力はすごいと改めて感じられたし、有村架純には珍しく性格の悪い役を演じていてそういった面では面白さもあったように思います。

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