Key_Kitaの独り映画日記

主に観た映画・ドラマの感想を書いてます。
最新映画だけでなく過去の作品や雑談も少々。

映画『横道世之介』(2013年)

2017年07月15日 | 映画(DVD)
この作品は、『パレード』『悪人』の原作者として知られる吉田修一が毎日新聞で連載していた作品を映画化。
長崎から上京してきたお人よしの主人公の青年と周囲の人々のエピソードが描かれる。
主人公とヒロインには、『蛇にピアス』で共演を果たした高良健吾と吉高由里子がふんし、メガホンを『南極料理人』『キツツキと雨』の沖田修一が取る。
サンバサークルで披露する太陽の格好をした主人公の姿など、さまざまな要素で楽しませてくれる青春ストーリーに引き込まれる。


長崎県の港町で生まれ育った横道世之介は、大学に進むために東京へと向かう。周囲の人間を引き付ける魅力を持ち、頼まれたことは何でも引き受けてしまう性格である世之介は、祥子から一方的に好かれてしまう。しかし彼は、年上で魅力的な千春にぞっこんで…。


公開当時に1度観ましたがまた観たくなり再鑑賞。
現代のシーンよりも回想シーンの長崎の田舎から出てきた大学生のありふれた生活がメインになっていて斬新に感じましたし、ほのぼのとしていてあたたかい作品。
作品が2時間40分と長くストーリー、展開にこれといった山場もないので苦手な人には時間以上に長く感じてしまうかもしれませんが、好きな人にはそれほど長くは感じませんでした。