みんなたのしいようちえん

タイトルは子供達が通う幼稚園のキャッチフレーズ（？）です。
その言葉の通り、今回も家族みんなで楽しいイベントに参加して来ました。
希望した親子が幼稚園内でキャンプする、その名も「初級キャンプ」という毎年恒例のイベントです。
（別に「中級」「上級」がある訳じゃあありません。テントでの宿泊やかまどでの火を使っての食事作りなど、キャンプの基本を体験できる入門プログラムという意味だと思います。）

ケロッタ一家は今年が初めての参加でした。
昨年までは興味を持ちながらも、わざわざ家から10分の場所に泊まらなくても・・・なんて思っていたのですが、今年は経験者の「とても楽しい！」という声に誘われました。
それに、年中さん・年長さんがそれぞれのお泊り保育で体験するようなシチュエーションをケロッタも体験してみたかったのです。

初日の午後3時、お散歩に行くような気楽さで幼稚園に集合。
でも、開会式で理事長先生のお話を聞いて、リピーターのやる気を感じて、「我が家も本腰入れてキャンプ体験を楽しもう！」と気分が盛り上がります。
でも総勢80名で、キャンプというよりは合宿感覚？？

買出しや夕食作り（キャンプ王道のカレー）の担当を決めたら、青竹を使って各自の食器作り。
勝手知ったる場所、気心の知れた人間関係、普段の生活圏ということで、連携よく和やかに食事準備が進んでいきます。
子供達が友達同士で勝手に遊んでいてくれるので、とっても楽！
美味しく出来たカレーやスイカを食べ、花火を楽しみ銭湯でさっぱりしたら、そろそろ子供達は閉店。

ケロッタ家はテントを持っていないので、貸布団を園舎のホールに敷いてお泊りです。
幼稚園の園舎は宮大工さんの手による木造のシュタイナー建築で、木のぬくもりをふんだんに感じる、それはそれは素敵な建物。
このホールにケロッタは是非とも泊まってみたかったのです！
寝転がってホールの高い天井を見ると、何本もの太い梁が円形に美しく組まれていて、美術的建造物みたい。
胎内にいるような安心感と同時に、子供達の元気な動きを受け止めてくれる伸びやかさも・・・。（なんて感想もちょっと気取ってみました。）
実際には、興奮してふざけ合う子供達を苦労して寝かしつけると、そそくさともう一度園庭へ。
ここからはお酒を手に大人の時間♪
深夜だというのに、焼肉焼いたり焼きそば作ったりと皆さん元気です。
人生論・教育観からパパママのノロケ話に子供自慢。
堅い話からゆるい話まで時間を忘れて続き、学生時代の合宿のようでした。

翌日は早朝から元気なニワトリさんと子供達にたたき起こされた大人達。
豪華な朝食（サンドイッチ・ソーセージ・ゆで卵・カレー・焼肉・サラダ）を楽しんで、片付けを頑張ったらあっという間に9：30の解散。
わずか18時間のキャンプ体験でしたが、身も心もすっかり燃焼したのでした。（疲れた～。）
子供そっちのけで大人が楽しんでいたような気もするけど、たまにはこういうのもいいよね。