けろっぴぃの日記

最近、政治のことをはじめとして目を覆いたくなるような現状が多々あります。小さな力ですが、意見を発信しようと思います。

韓国が後戻りするための処方箋

2013-11-13 23:58:24 | 政治
ちょっと驚くべき記事に出会った。

朝鮮日報2013年11月13日「【コラム】日本を見る目、世界が馬鹿なのか

驚くことに、この記者は極めて冷静に日本と韓国の現状を分析している。日本を何処まで行っても「戦犯国」と呼ぶところは多少は韓国のバイアスがかかった部分も見られるが、記事を読めばその辺は全く議論の本質とは関係なく、日本の何処が評価できて韓国の何処が評価できないのかが詳しく解説されている。あれだけ反日バイアスの強い朝鮮日報であるのだから、そんな新聞社がコラムでこんなことを書いて大丈夫かと私の方が心配になってしまうのであるが、タイトルの「日本を見る目、世界が馬鹿なのか」の意味は、「いや、決して世界は馬鹿ではない。反省すべきは韓国だ!」という裏の意味を持っている。この記者が暗い夜道を歩かないことを祈るばかりだ。

例えば、日本の集団的自衛権の行使を世界各国が評価する理由を、「日本が国際社会で『信頼できる国』『合理的な国』だという評価を得られた」からとしている。極めて妥当な評価だ。そして、ドイツが戦犯国としての反省する立場に立っている理由はイギリス、フランス、アメリカを敵に回したから謝罪・反省せざるを得なかったとし、日本は相手が韓国だから反省する必要がなかったとしている。部分的には認めても良い議論だが、しかし大局的にはこれは日本人なら誰でもご存知のように誤りであり、日本に徹底的に謝罪・反省をさせるべきタイミングで朝鮮戦争が勃発し、アメリカ国内での反共産主義の高まりを反映し、アメリカは日本を自陣営に引き込むために「(罪悪感で左傾化するくらいだったら)謝罪・反省はもうその辺でいいよ!」というスタンスを日本に示した。しかし、そんな正解は横においておいて、この記者のポイントは、「では、韓国がイギリス、フランスに成れれば日本も本気で謝罪するはずだが、現状の韓国はイギリス、フランスの様な世界的な評価を受けている国に向かっているのだろうか?」という点を論点としている。そして「答えは否」として、そこが問題だとしているのである。以降の議論は基本的にはこの様な点を繰り返しかみ砕いて説明している。

さて、この様な冷静な評価を読みながら、一体、この記者は何者だろうと気になった。記者の名は楊相勲(ヤン・サンフン)で、役職は論説室長だという。一体、この記者はどんな記事を書いているのか気になった。朴大統領が狂人的な病的反日妄想に突き動かされている中、「流石の朝鮮日報もまずいと思って方向性を転換し始めたのか?」と最初は思ったが、この記者は何年も前から同様の記事を書いているのである。流石に過去記事は朝鮮日報では有料会員のみにしか読めない様だが、「楊相勲」「朝鮮日報」で検索すればいろいろ出てくる。指あたって下記の2件を見つけた。朝鮮日報のサイトでは読めないが、そのタイトルを検索すれば記事の内容は取りあえず読むことは可能だ。一度読んでみれば良いと思う。

楊相勲(ヤン・サンフン)論説委員記事
朝鮮日報2007年9月19日「【コラム】うそで塗り固められた詐欺王国・韓国」
朝鮮日報2013年6月3日「【コラム】それでも世界から愛される日本」

驚くべきは1件目で、韓国人は嘘で塗り固めた話をする癖があるということを指摘し、それは世界的に見ても独特な病的な部分であり、それを認めるところから始まるという。そして、嘘でごまかすのではなく、事実を受け入れることからくる「基本に忠実になるということ」を忘れた韓国を批判している。「いや、日本もそこまででは・・・」と謙虚に謙遜したくなる記事である。2件目の記事は最近の記事だが、中国や韓国の強烈なネガティブキャンペーンの中でも、日本は世界の中で圧倒的に愛されている現実と、世界の中では特に欧州において(ポジティブな評価もあるが)ネガティブな評価が多いのが韓国人の特徴であるとしている。そして、その後には今回の記事と同様の議論が続いている。

韓国での反日はお祭りの様なもので、日本で言えばクレーマーやモンスター・ペアレントに近いものである。その当事者は決して自分のその様な姿を冷静に見ようとはしない。多分、この記事はその様な人々の心には響かないだろう。また、この様な人が一人居たからと言って、我々の韓国への評価が変わることもない。しかし、何処かで韓国が過ちに気が付いたときに、「何処まで自分たちは後戻りすれば良いのだろう?」と思い悩むときに処方箋として機能する可能性はある。その時に処方箋がない状態であるよりは彼が存在することは雲泥の差である。

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