けろの のほほん日記

のほほんと生きるのがモットーなのに、のほほんとさせてくれない世知辛い時代。
あっちにもこっちにも怒りの種が。。。

特撮魂!

2012年10月09日 12時03分54秒 | 徒然のこと
日曜に出かけた東京都現代美術館の特撮展。
のんびり出たらあまりの長蛇の列ができていて、2時間の入館待ちですと。その人の多さにビックリして、並ぶのが大嫌いななまはげが、明日朝イチで出直そうというので、翌8日の最終日、朝8時過ぎに自転車で出動。


清澄白河商店街のかかし祭りにて。よくできてるのに感心!



幸い天気に恵まれ、やはり人混みのスカイツリー脇を通り抜け、小一時間くらいで到着。
開館10時、開場が9時30分というのに、9時過ぎに早くも美術館外にかなりの列ができている。でもまあ列の先頭は見えているんだし、昨日ほどは理不尽に待たされないだろうと、準備してきたイスを出して座って本でも読もうかと荷物をゴソゴソやっていたら、早くも整理のスタッフが出てきて、館内の整備ができ次第入場させてくれると言う。というわけでやれうれしや、そんなに並ばずに入館することができました。

展示の監督があの『エヴァンゲリオン』の庵野秀明なので、日本の特撮の歴史が網羅され、カエルのような年代には涙ものの展示の数々。マグマ大使のロケット、『日本沈没』の深海探査船わだつみ、そしてゴジラやガメラ、ウルトラシリーズに始まる変身怪獣ものたち。当時の思い出が怒濤のように蘇る。
たぶんゴジラに踏みつぶされた国会議事堂のセットは必見!
うわぁうわぁとつい感嘆の声を上げながら(コドモかっ!)CGを使わずに撮影された短編映画『巨神兵 東京に現る』を観て、その撮影の背景にもビックリこれまた感嘆。特撮魂ここにあり!なのだ。
展示の最後に、撮影し放題のオープンセットがあり、もう時間を忘れて撮りまくる。何しろ、綿密な縮尺の建物が、独自のスケールでつくりこんであるのです。下町の家屋なんて軒先のビールケースや洗濯物も細かにつくりこまれ、ここまでやるか!というくらいなのでどこ見てもすごい!
以下はすべてセットです。






















ゴジラに破壊された東京に発つ円谷英二。


コドモから大人まで、夢中になって見入った展覧会。オタクの方もそうでない方も、間違いなくあの映像に魅入られたリアルタイムの年齢に戻って楽しんでおりました。
日本から失われそうになっている特撮技術を惜しんでの企画、庵野監督のオタク魂にも大感謝。


特にオタクというわけではありませんが、あまりにできがよかったのと
スーパーで88円で売っていたので、つい買ってしまったエヴァのフィギュア付き缶コーヒー。
(やっぱオタクやんけ!)



しかし、展示を見た後は、何を見ても特撮セットに見えて困る・・・
そういや、この前自転車で走り回っていたら、科学特捜隊のエンブレムをつけたトラックが停まっていたなあ。アレは持ち主の趣味なんろか?





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