あしあとのこし

現在のことも、過去のことも、未来への夢も、いろんなことをとりあえず並べてみちゃおうと思っています。

沈黙の美 ~松本・上高地への旅3「松本夜の街」~

2016-11-07 | 旅行



華美な飾りはいらないと

あなたは静かに 語っている











沈黙という 言葉の裏に

濁りのない心が ひと際輝いて










水鏡に映る姿さえも 美しい



再び逢えた 感動は

いつまでも変わらぬ 姿の中に・・・










幾百年と

変わりゆく時代にも 流されることなく

昔を守り続けた その強さ




それこそが

この先も永遠に続く 真の 尊い美しさ


* * *



にほんブログ村 ポエムブログ 心の詩へ






さて、すっかり暗くなってしまった松本市内の町。
道沿いに街灯がきれいに光ります。





以前はそっけない形のビルだった市民会館が、
こんなにオシャレな建物に変身していました。
名前も市民芸術館となったそうです。

ここにも思い出があります。

今は亡きピアニストの中村紘子さんのリサイタルを聴いたのは
松本市民会館でした。

宮沢明子さんの演奏を聴いたのも、ここでした。
東京だったら、そんな機会は無かったと思います。





静かな街並みを歩くうちに、
中町通りに来ました。





400年に及ぶ城下町として栄えた松本市。

ここ中町通りは、
昔、酒造業や呉服などの問屋さんが集まっていたそうです。

しかし江戸末期や明治に南深志一帯が大火に見舞われ
主要な施設や町家が多数失われてしまい、

その後も再三にわたる火災から守るため、
商人たちの知恵で「なまこ壁の土蔵」が造られたそうです。

それらが今もなお多く残っているのですね。





竹風堂は、
小布施の栗を中心にしたお菓子屋さんです。





ちきりや工房さん・・・
名前は覚えているのですがね(笑)





翁堂はくるみ餅が美味しかったなぁ・・・





翁堂の横に井戸があります。
まだ現役のようでした。

松本市内の道を歩いていると、
このような井戸水や湧水が点在しています。

井戸水・湧水などを中心に観光してみるのも
面白いかもしれませんね。





中町と表示されています。

市内の中心地には、
このように市内の案内図があります。
とてもわかりやすくて助かります。





ちょっとお洒落な酒処。
お酒の飲めない私でも、中に入ってみたくなります。





女鳥羽川にかかる橋。
ちょっとお洒落な街灯が気に入りました。





この辺りでは人気のあるカフェ「まるも」
店内もレトロな感じでとても良い雰囲気です。
今回は時間がないのでパスです。





女鳥羽川沿いに建っているのは、
縄手通りのお店。

この雰囲気と同じような風景が京都にもあったような・・・。





縄手通りのシンボルとなっているカエルさん。
毎年「かえるまつり」と言うのがあるそうです。



どうしてシンボルがカエルさんなの?
と言うと、

昭和46年に設立されたナワテ通り商業組合の人たちが、
その頃汚れていた女鳥羽川に、
かつて生息していたカジカカエルを戻そうと、
川を綺麗にして商店街を盛り上げる願いで、
翌年「カエル大明神」を祀ったそうです。

商店街のお店にも小さなカエルの置物など、
可愛らしい小物もいろいろ売っているので眺めるだけでも楽しいです。





手持ちで夜間撮影はどうもブレますねぇ・・・(^-^;

狭い路地に灯りが見えますが、
こちらが縄手通りです。

明治以降に、
松本城下の南端の外堀を埋め立てて多くの露店が構えられ、
終戦直後には闇市が立ったりもしたそうです。

現在では、
通りが石畳に整備されて、
商店街の建物も武家屋敷長屋門風のレトロな雰囲気になっています。

古美術店やそば屋など昔ながらのお店と、
オープンカフェやレストランなどお洒落で新しいお店が混在して、
歩いていても楽しい通りです。





縄手通りの名前の由来は、

松本城建築の際に、
水縄と言う戦国時代の測量用具を使ったこと。

そして水縄の測量線を水縄手と言い、
女鳥羽川との間にできた細路道のことを
「水縄手道」と呼称されたのが由来だそうです。


ここで疑問がひとつ。
「細路道」という言葉。
いったいどういう道の事を言うのでしょう?

ネットで調べてみると、
「細街路」と言う言葉はズラリと出てきます。

細街路とは、
幅員が4m未満の細い道のことで「みなし道路」とも言うそうです。
建築基準法では2項道路などと言うようです。


ところが、
「細路道」という文字では画像しか出てこなくて、
どういうものなのかは検索できませんでした。

勝手な想像では、
これも「みなし道路」の一つなのかな?と・・・。

まぁ言葉にいろいろこだわりましたが、
ここに並ぶお店は見ているだけでも楽しいです。





こちらのお城のような建物は、
大名町通りにある「青翰(せいかん)堂書店」という古書店です。

夜だったので閉店していましたが、
店内には、かなりいろいろな古書があるようです。
また、ワゴンセールに絵葉書などもあるのだとか・・・。

そして古いのは本だけでなく、
このお店自体もこの辺りではかなりの老舗のようで、

昭和25年からの松本城大改修中に、
お城の姿が見えないと寂しいだろうということで、
このような形の古書店に改装したというのです。

時間があったら、
覗いてみたいお店のひとつです。





あちらこちら寄り道しながら、
ようやく暗闇に光る松本城が見えてきました。

烏城とも言われ黒いイメージですが、
ライトアップされていると、
白鷺城とまでは言わなくても白が目立ちます。





この日は寒くもなく、
風もなく、とても静かな夜でした。

お蔭で、水面に映る松本城も美しかったです。





松本城天守は戦国時代末期に
秀吉の家臣であった石川数正・康長親子によって造られたお城で、
最初は深志城と呼ばれていたそうです。





現存する五重六階の天守の中では、
日本最古の国宝の城だそうです。

黒と白のコントラストが本当に美しいですね。





お堀には、
優雅に夜の散歩を楽しんでいる白鳥さんが・・・。





そろそろ幻想的な松本城を後にして、
外堀を歩きます。





お店がお堀に浮かんでいます・・・。





かき船・・・。
とんかつなどを中心とした小料理屋さんのようです。
時間があったら、入ってみたいお店。





見えてきたお店は、
地元でも人気が高いと言われるおでん屋「しづか」





この暖簾をくぐると、美味しいおでんが食べられるのですね。
ここにも入ってみたいではないですかぁ。





夜だからこそ、気が付きやすい街灯の模様。
この土地に由来のある人たちの家紋がデザインされています。





ここにも井戸がありました。
なかなか風情があります。





縄手通りですが、
先ほどのカエルさんとは反対側の入口になります。

こちらにも、大きなカエルさんがいるのですよ。
お城の形をデザインした時計台もあります。





この千歳橋から時計博物館の大きな振り子時計が見えます。





振り子時計はちゃんと動いているんですよ。
上の写真と比べると、
振り子の位置が変わっているでしょう?





花時計公園の花時計です。
そろそろ宿泊するホテルに近づいてきました。





オシャレな感じの専門学校らしき建物。





ちょっと外国にでもいるかのような雰囲気のお店。
こちらは美容室のようでした。





そして、
歩いていると、とても目立つマンホールのふた。
松本市らしい手まりをモチーフにしているのですね。
カラフルで可愛らしいです。


とうとうこの日は、
乗り物を使わずに市内を歩き回りました。

なんとこの日に歩いた結果は・・・。

歩数   25,446歩
走行距離 15.2キロ
走行時間 4時間18分


歩いた、歩いた。
ティータイムも取らず、
歩きながらペットボトルの水を飲みながら・・・(^-^;

あとは、ホテルの温泉に浸かって翌日に備えましょう。


取り敢えず、
1日目、無事終了です。


次回は、
2日目を迎えた早朝の市内散策と、
いよいよもう一つの目的「上高地」入りします。



本日も最後までご覧いただきまして、
ありがとうございました。


― Today's sky ―
2016.11.7 朝 @かすみがうら市

「 立冬の朝を駆け抜けるって感じがする 」



ご訪問ありがとうございます。
二つのランキングに参加しています(^-^;
ポチポチっと応援していただけると励みになって嬉しいです。
左上のおきてがみも残していただけたら後ほどお伺いいたします。
『ポエム』 ジャンルのランキング
コメント (26)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 落ち葉は私のスペシャルチケ... | トップ | 水の音色に誘われて ~松本... »
最近の画像もっと見る

26 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
x懐かしい松本の町 (chidori)
2016-11-08 05:13:14
音楽の勉強のため、10年前ぐらいまで6月に3日間・・数年通いました。また2年前も信州の旅でブログの仲間と―昨年は中山道歩きでしたが・・娘のいる長野までは遠いけど。
それにしてもよく歩きましたね。私も歩こう会では何度も20k越えはありますが、
きれいな映像ありがとうございました。
松本城・・何度見てもいいですね。
夏雪草さん^^こんにちは♪ (秋風春風)
2016-11-08 05:57:17
ここまで詳細に松本市内の魅力を発信したブログは、いえ、
旅行雑誌でさえ無かったのでは?

夏雪草さんの、懐古がそうさせたのかも?
井戸の有る街並みだったんですね~なまこ壁は覚えてました^^
街灯がオシャレですよね♪まるで芸術的な外国風にも感じますが、
松本の街波に溶け込む姿が素敵^^

カエル君は、商店街の皆さんの気持ちの代弁者なんですね。
川を美しくしたいと言う皆さんの心が素晴らしい^^
私の住むド田舎の川はコンクリートで固められ、昭和61年にメダカが全滅です><

オシャレな街並みの中で、松本上のライトアップが美しい~(⌒▽⌒)アハッ!
登りました^^意外と階段が狭く、急だった事しか覚えて無いけど。
水面に移る姿がカッコイイな~♪

25446歩・・・距離も時間も凄過ぎ~♪
ホテルで余力残ってましたか?
上高地、とっても楽しみです~(⌒▽⌒)アハッ!
Unknown (太郎ママ)
2016-11-08 08:09:07
松本城のライトアップが際立って闇に浮かんでいますね。
こうしてゆっくりとできる旅も良いですね。
私は日帰りバスばかりなので、
忙しい日程が大半です。
こんにちは (ひろばあちゃん)
2016-11-08 11:17:13
懐かしい所が沢山のブログに又行ってみたいわと
じっくりと拝見させて頂きました。
でもカエルさんは知りませんでした。
今度は是非カエルさんに会いに行きたいと思います。
それにしてもよく歩きましたね。
足は大丈夫でしたか。
次回も楽しみにしています。
こんにちは(^^)/ (hiroko)
2016-11-08 12:57:32
白と黒の威厳に満ちた松本城水に移す姿も
素晴らしいですね(^^♪
何も言葉もなく眺めて居たいような気がします。

夜の街も疲れを感じさせられなく
心に染み居るようなところですね、
Unknown (福の神)
2016-11-08 16:47:12
今日は
日増しに秋も深まりますね。
 25,446歩ですか凄い!)松本は数回行きましたが夜の松本市内は始めてす。夜は宴会ばかりで・・、(^。^) 漆黒に浮かぶ松本城は
いい感じですね、又市内の夜雰囲気も最高、あの「おでん屋」さんで・・・熱々のおでんで食べたくなりますね。好い感じで拝見していますよ、有り難う御座います・・・・
Re:x懐かしい松本の町 (夏雪草)
2016-11-08 21:23:34
chidoriさん、お久しぶりです。

コメント
ありがとうございます。
とても嬉しかったです。

松本市にはご縁があるのですね。
音楽にはかなり力を入れている町だと思います。
当時私も通っていたのですが、
松本音楽院という音楽塾のようなものもありました。

歩数を見てパッと浮かんだのがchidoriさんでしたよ。
毎日1万歩以上歩いていらして、やはり凄いことだなぁと思いました。

松本城は本当に素晴らしいと思います。
大好きなお城です。
Re:夏雪草さん^^こんにちは♪ (夏雪草)
2016-11-08 21:24:07
秋風春風さん、こんばんは。
いつもありがとうございます。

冒頭から恐縮してしまいました(^-^;
そんなそんな、褒め過ぎですよ~。
つい、ダラダラと長くなってしまって、
どうしたものかと考えていたくらいなのです。

わぁ!メダカが全滅ですか?
それは悲しいお話です。
自然の生態系を壊しているのは人間なんですよね。
松本市のように、
どうにか共存できる工夫対策が欲しいですね。

松本城の中も見学されたのですね。
あれは私も初めて行った時、驚きました。
でも、そこが好きな要素でもあるのですが・・・(^-^;
ライトアップは本当に素晴らしかったです。
惚れ直してしまいました(笑)

2万歩越えねぇ~(笑)
自分でも驚きましたが、疲れを感じませんでした。
それだけ心地好い時間だったのでしょうね。

次回の更新、
いつになってしまうかわからないのですが、
気長にお待ちくださいね (^.^)/~~~
Re:Unknown (夏雪草)
2016-11-08 21:24:31
太郎ママさん、こんばんは。
いつもありがとうございます。

ライトアップしただけで、
こんなにも美しく映えるのですね。

確かにバスツアーより、
個人の方が自由がききますものね。
ずっと案内をしてくれた友人のお陰ですね(^-^;

Re:こんにちは (夏雪草)
2016-11-08 21:25:50
ひろばあちゃんさん、こんばんは。
いつもありがとうございます。

わぁ、懐かしいところありましたか?
良かったぁ!嬉しいです。

つい自分中心に楽しんでいるレポートなので、
ちょっと心配でした。

カエルさんは、
いくつかあるみたいですよ。
私は二つしか確認してこなかったのですが、
ぜひ、全部のカエルさんに会ってあげてくださいね~。

ホント歩きましたよね(笑)
でも楽しくて疲れることを忘れていました。
足はね、この日は大丈夫でしたよ。
この日は・・・ね(笑)
後後になって東京に帰る頃、筋肉痛でした(^-^;

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL