<もしかして逆転の発想?!>
昨日の福島沖地震は大きな被害も無く、胸を撫で下ろしましたね。
最近の地震の多さには、本当に何時もドッキ! と驚かされます。
福島、熊本は、このまま大人しく終息し、東海沖も歪を少しづつ放出し、しぼんでくれないでしょうか?
そんな今日は、例のソーラー有効活用の効果確認を行いました。
こんな秋晴れで、遠く宇宙の彼方まで吸い込まれそうな青空です。
【出発時】
ソーラー、エンジン充電無しでのトリプル、シングルサブ状況
<トリプルサブ>
電圧 12.7V
メインスイッチの切り忘れで少々放電傾向です。
残量計 85% (参考値として見ています)
放電 0.1A (BM-1、ソーラーコントローラーの暗電流消費分)
<シングルサブ>
電圧 12.4V
まだまだ頑張ってくれています。
先程の海辺まで、太陽光を浴びながら約30分程度走行しました。
到着直後のBM-1状況です。
<トリプルサブ>
電圧 14.2V (赤丸部)
ソーラー充電中ですから高い電圧を示しています。
ソーラー充電が順調に進みますと、電圧は14.7Vまで上昇します。
充電電流 6.4A (青丸部)
ソーラーは有り難い物ですね。
6.4Aも充電電流を流してくれるのですから。
無音、燃料無し、無尽蔵ですからね。
目的地に到着直後にトリプルサブ電圧が、14.2Vは今まであり得なかった電圧なのです。
今回の快適化で、走行中には走行充電の停止、ソーラー充電を行う設定に変更しましたから、トリプルサブが高い電圧を示してくれています。
また、通常エンジン始動時、走行中には走行充電を停止していますから、こんな利点もありました。
1、エンジン始動時のセルモーター駆動時間の短縮。
メインバッテリーの温存に繋がります。
2、ACG(ACゼネレーター)駆動トルクが小さく成る為、エンジン始動性向上。
3、走行中のエンジントルク感向上、回転上昇がスムーズ。
ACGは自動車の発電機ですが、これがかなりのパワー食いでして、最近時の自動車では燃費向上の為、細かくACGをコントロールし無駄なパワーを取られ無いように調整しています。
と言う事は、今後燃費の向上も期待出来そうですね。
海辺でしっかりとお天道様を浴びながら、パソコン2台、シングルサブ充電、iPhone充電しながらのテザリングを行いました。
この時点では、当然ながらエンジンは停止ですから、通常のソーラー充電状態ですね。
ソーラーコントローラーの発電状況です。
サブへの印加電圧 14.3V 充電電流 5.3Aですね。
ほぼ同時刻のBM-1状況です。
充電電流 5.5Aですが、負荷(パソコン、シングルサブ等)が大きいものですから、電圧の向上は期待出来そうもありません。
負荷接続による放電状態での、トリプルサブ充電状況なのです。
しかし、考えように依っては電気を使いながら、更に5.5Aは充電してくれていると考えますと、有り難いものです。
今回の快適化で目立つ変更と言えば、このスイッチ2個です。(赤丸部)
ハーネスはほとんど見えない所に通線しており、さりげない快適化ですが効果は大きいようです。
通常は2個のスイッチはOFFで使用します。
ソーラー充電 稼働状態。
走行充電 停止状態。
充電混触 ありません。
燃費 最良状態。
夜間走行に於いて、冷蔵庫等のトリプルサブ負荷使用時では
ソーラースイッチ(新設スイッチA) ONで使用。(電気回路はOFFと成ります)
走行充電スイッチ(新設スイッチB) ONで使用。(電気回路はONと成ります)
この状態をマトメますと
ソーラー充電 停止状態。
走行充電 稼働状態。
充電混触 ありません。
燃費 従来と同様。
その後、午後4時過ぎには家に帰りました。
ソーラー充電状態での走行でしたが、秋の陽射しはつるべ落としですから、ほとんどソーラーは期待出来ません。
しかし、到着時のトリプルサブ(BM-1)状況です。
電圧 13.1V
残量計 100%
快適化前ですと、電圧が12.9Vまで低下していました。
やはり、走行充電状態でのメインバッテリー、サブバッテリーがスルー(直結)状態の回避が効果を発揮しています。
シングルサブもしっかり充電出来たせいか、電圧 12.7Vとまずまずのようですね。
これから長距離を走行し、太陽光を浴びていたとしますと走行中のフロートモードも期待出来そうです。
今回の効果確認はこんな所でした。
また折に触れ感触は報告させて頂きます。
それでは飛び立ちますので。
(#^.^#)
ソーラーを取付ますと、走行充電との関連で充電混触状態の方が多いようです。
これが発生しますと、特にソーラーは本来の正しい充電電圧の供給困難と成ります。
今回、オルタネーターに依る走行充電を”作動”、”停止”出来るよう変更しましたが思いの外、大きな効果を感じ取っています。
この効果に付いては、別途本文にUPしますから御覧下さい。
充電混触対策リレー、新設スイッチA、Bの実際の割り込み位置、回路に付いても詳細をUPしましょうか。
お楽しみに!