kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

ATFフリュードは長寿命

2017-02-24 10:11:23 | エンジン

<ATミッションは構造的にフリュード劣化が少ない>

今朝はやっと高気圧が張り出し、良い天気に恵まれています。

この週末も上天気予報ですから、翼を伸ばす事が出来そうです。

今日はATFフリュード劣化に付いてまとめたく思います。

 

既にお気付きと思いますが、ATFフリュードと言うのは変ですよね?!

ATFはAutomatic Transmission Fluidの頭文字ですから、本来フリュードと付ける必要は無いのです。

分かり安くする為、フリュードを付けましたが、以降の文章では、ATFと記載します。

 

昨日、ATには燃焼が無いとのお話で、エンジンに比較し有利であると言いました。

まずは、エンジンも含めたオイル劣化要因のおさらいからです。

 

【オイル劣化要因】

1、燃焼、熱に曝される劣化

2、圧力に依るせん断に伴う劣化

3、摩耗に依る金属粉、燃料の未燃焼分等の異物取り込み劣化

4、空気に曝される事に依る酸化

5、雰囲気温度の上昇下降に伴う結露による水分混入劣化

 

大きくは、この5項目が有ります。

 

 

【オイル劣化判定】

具体的な判定基準はJIS規定は無く、規定されていますのは、各劣化要因の分析方法のみのようです。

一般ユーザーがこのような分析を行う事は、まず無いと考えられますから、ここでは現実的に考えて見ます。

 

【ATF劣化要因】

昨日お話しましたように、ATには燃焼、燃料に伴うATF劣化は有りません。

機械的摩擦、圧力に関連した、劣化要因に限定できます。

要因の内、影響の大きい項目から列挙します。

 

1、多板クラッチの摩擦板の摩耗に伴うフェーシング材の混入に伴う劣化

2、ギアがトルクを受け歯面に発生する、せん断荷重に依るポリマー(オイル粘度安定材)破断に依る劣化

3、摩耗に依る金属粉の取り込みに依る劣化

4、空気に曝される事に依る酸化

5、雰囲気温度の上昇下降に伴う結露により水分混入に依る劣化

 

この5項目ですが、影響が大きいのは№1、2、3と成ります。

№1のフェーシング摩耗は、AT設計不備等がありますと、多板クラッチ滑り過多から早期のATF黒色化、クラッチジャダー(滑りに伴う振動)等の異常が発生します。

 

№2のポリマー破断は、小生がATFを指先に取り、「まだ粘度低下は少ない」とか言っている内容です。

この指先で確認する事で、おおまかな状況把握が出来ます。

 

劣化が進みますと、粘度は低下し、サラサラ状態と成ります。

常日頃、点検で見て、感じて居ますと経験則的に理解でき、交換時期もおのずと判断が付くと思います。

 

エンジンオイル交換時の廃油ですが、色は燃焼に伴うカーボン、摩耗粉を取り込み黒色化しています。

粘度は無理ですよね。

ご覧下さい。

以上の様に見て来ますと、ATは構造的にATF劣化要因が少なく、長寿命で有ると言えます。

また、昨今のメンテンナスフリー、省エネ、環境保全を考慮しますと、ATFのロングライフ化は当然と言えば当然なのでしょう。

まぁ~信頼のトヨタ製ですからね。

今回のATF劣化ウンチクは、ATFはロングライフで有る事を御理解下されば、正解かと思います。

 

まぁ~ATは各自動車メーカーの、長年の研究成果のてんこ盛りとお考え下さい。

現代の自動車に於いて、良いATを持っているか、いないかは自動車メーカーの死活問題と言っても過言では無いでしょう。

 

さ~~て、この土日は晴れ間が予測されていますから、お出掛け日和のようです。

皆様もお楽しみ下さい。

 

<追伸>

明日のブログUPは、夜間に成ります。

翼を伸ばしますので。

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