kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

【豆知識】サブバッテリー

2016-11-30 10:34:34 |  バッテリー

<過放電は短寿命!>

先日の日曜日から悪天候、曇り空が続いています。

北海道は氷点下、九州辺りでは気温 20℃付近と狭いようで広い日本です。

 

小生の便秘もヤスダヨーグルトの御蔭で、ほぼ正常復帰しました。

思えば行きつけのスーパーにヤスダヨーグルトが、置かれなく成ったのがそもそもの原因のような。

一日でも長く、健康寿命を伸ばさねばと思う今日この頃です。

寒く成りますと、サブバッテリー(以下 サブ)に取りましても辛い季節と成ります。

今日は、そんな縁の下の力持ち、サブの過放電に付いてです。

 

サブに取って過放電は、寿命を縮める大きな要因である事は御存じだと思います。

しかし、知らず知らずの内に特に冬場は過放電に陥りやすいのです。

 

例えば、冬の必須アイテム FFヒーターですが、サブが100Ah 1個ですと健康的なサブで1晩使えるとラッキーと言えます。

特に冷蔵庫、夜間照明を併用しますと、まず朝までFFヒーターは使えないでしょう。

 

FFヒーターは低電圧検知機能を持っていますから、サブ電圧が低下して来ますと自動的に消火するのです。

この自動消火機能は火災防止上は、当然ながら必要な機能ですね。

何故なら、FFヒーター本体温度が上昇している状態で、突然停止しますと冷却ファン回転も阻害されますから、火災に至らないとも限りません。

【サブの過放電は何処まで許容出来るか?】

ここでは、鉛サブに限定して、充放電中では無い状態でのウンチクです。

 

1、サブ電圧 11.0V  放電深度 約65%

 

*サブ電圧はあくまで電圧で見る事が重要です。残量計で見ますと誤ります。

◎一般的には、11.0Vまで許容されているようですが、Kenyは11.5Vまでの放電に押さえています。

 何しろサブ健康寿命 5年を目標に於いていますから。

 

 

2、サブ電圧 10.5V 放電深度 約70%

 

これはインバーターの遮断電圧に相当します。

この電圧までサブ酷使しますと、サイクル寿命は半減すると言われます。

また、メインバッテリーがこの電圧まで低下しますと、エンジン始動不可と成ります。

 

 

3、サブ電圧 10.0V 放電深度 約80%

 

この電圧で1週間程度放置しますと、ほとんど復帰は出来ません。

ソーラー装着してあれば、コントローラーは作動しますから翌朝は、充電可能です。

 

 

4、サブ電圧 9.0V 放電深度 約90%

過放電の下限電圧です。

ソーラーも自動充電器でも充電出来ない電圧です。

 

ここで、電圧は小数点以下 1桁まで表示していますが、この小数点以下が重要ですから読み取るようお願いします。

楽しいキャンカーライフを送るには、サブは出来るだけ健康寿命を伸ばし、お得に使いたいものです。

そう言う意味でも、サブの過放電は有っては成らないものですね。

 

しっかり電圧計を眺めながら、楽しみながら出来ますと、本物のキャンカー乗りと言えるかも知れませんね。

天候の回復が待遠しいものです。



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