ベジタリアンが屠殺場!

思いもよらず屠畜場で働くことになったベジタリアン獣医師が屠畜場について語る

なめてる給与表

2011年02月23日 | 日記
と畜検査員は、公務員で、自治体にもよりますが、行政職であったり、医療職に入れられていたりして、その給与表で給料が支払われます。

前にも書きましたが、と畜検査員には給与表以外に特別手当として、一日900円がプラスされました。(額は自治体によってことなります。)

 ほんと、給与表の給料も特別手当もなめてるって、思った。

僕は初めて給料をもらったとき、ここは給料を月2回に分けて、支給するんだって、マジで思った。

 それまで臨床で働いていた自分が思っていた給料の半分ぐらいだったから。

公務員の獣医師不足という前に、その給料をなんとかしろよ。

そら集まらんわ。

同じ6年制卒の医師の給料の半分ぐらいだ。ばかにしている。

一日、豚1000頭、牛60頭検査して、

牛に蹴られるとかという危険以外にも、最近はないが、炭阻に感染して死ぬ危険もあるんだ。

毎日、それだけ検査してたら、どんな危険な病気があるかわからない。

屠場によっては、病畜は受け付けないところもあるが、私のところは受け付けていた。

病畜でも肉にできる場合もあるので。農家思いな屠場だった。

ほんま、給料どうにかしないとあかん。