ラスト・マタギ

2017-04-27 | 読書
【本の紹介】
●山人として生きる/志田忠儀著/角川文庫/平成29年3月25日発行/¥600
 表紙にサブタイトル風に「8歳で山に入り、100歳で天命を全うした伝説の猟師の知恵」とある。山形県に生まれ、朝日連峰、寒河江川地域で暮らした一人の男が記した一書。熊や兎狩り、茸採り、岩魚釣り等の経験が語られ、自然の中で生き、身につけた事々が綴られる。熊や兎の習性を知ることが、捕獲することにつながる。当たり前のことかも知れないが、それらを明確に意識化して示されている。
 また、戦争で中国を転戦した経験、遭難救助、国立公園の管理の仕事のことが語られ、その肩肘はらぬ姿勢に、氏の人柄が感じられる。
 本書は、平成26年に「ラスト・マタギ 志田忠儀・98歳の生活と意見」として発行された単行本の文庫化で、読みやすく、惹きつけるものにあふれている。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« ポピーが風に | トップ | 鶴になった浦島太郎 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事