ぼやかせていただいております。

”対米ケツなめ”  ”もうアメリカには依存できないことが明らか”

2017年02月09日 10時54分19秒 | Weblog


宮台:じゃあ僕はもっと言うよ(笑)。日本の戦後は、自由党方向、つまり吉田茂&白洲次郎方向と、日本民主党、つまり鳩山一郎方向があった。基本的には両方とも対米従属です。前者は戦後復興と経済成長への"選択と集中"。後者は"北方領土というケツなめ"。1955~6年に、池田勇人が日ソ平和条約を結ぼうとして、国後・択捉を切り離して歯舞・色丹の2島返還で合意しかけたら、アメリカのダレス国務長官が、"2島返還に合意したら沖縄と小笠原諸島は永久に返還しない"と脅してきたので、慌てた外務省が千島とも南千島とも概念が異なる"北方領土"という誰も聞いたことがない概念を捏造したわけ。それ以降"北方領土返還!"に限らず、憲法改正を含めた国粋的な営みも、"アメリカがOKしてくれる範囲で言う"ことになった。安倍晋三の営みも、日本会議の営みも、対米ケツなめを約束しているから許してもらえているだけの話。でも、もうアメリカには依存できないことが明らかになった以上、今後は新しい前提でやるしかないよ。尖閣・竹島・北方領土は全て、いざとなったらアメリカが助けてくれるという前提でやってきたけど、これからはアメリカを頼りにせずに主権を守るには、何が必要なのかを、死力を尽くして模索する時代になった。対米自立のチャンスがやってきたんだよ。とするなら、60年前に戻り、まずは2島返還で合意する。尖閣についても、昔の約束、40年前の日中漁業協定に戻ればいい。鄧小平がいう"棚上げして、共同開発、後は子孫に任せよう"でいい。2島返還も尖閣も基本は同じ。ウヨ豚みたいな"噴き上がって終わり"じゃなく、リレーションを作った上でコミュニケーションを転がす。転がす中で、紛争を顕在化させないでウィン・ウィンの枠組みを作る方向でお互いにハンドリングしましょうと戦略的に呼び掛ける。ガチンコで戦っても、アメリカが助けてくれない日本には反撃能力がないから、勝ち目がない。アジア信頼醸成を前提に重武装中立化に向かえるまでの間は戦争が起こらないようにするしかないんだよ。

萱野:やっぱり宮台さんのナショナリストぶりには、まだ勝てないです(笑)。あと、基地の問題に関しては、トランプがもうちょっと負担しろと言うなら、負担するって言えばいいんじゃないかと思いますね。

宮台:そこは吉田茂図式でいいと思う。

萱野:負担するといっても、とりあえずは2〜3000億くらいです。5000億とか1兆は絶対に超えないですから。そしたら高齢者年金をちゃんと節約して、軍事費にまわせばいいので。

宮台:萱野くんが言うのは、辺野古に移設しろっていう話じゃないからね。今はそういう方向になりつつあるけれど、基本的には、基地の国内移転を進めなければ多くの人が安全保障政策をまともに考えない。つまり左翼が問題なんだよ。何が"9条平和主義"だよ。結局アメリカの防衛力に頼っていながら、それを全部沖縄に押しつけることで、見たくないものを見ないようにしてきているだけだろう。東京のすぐそばにたくさん米軍基地がある元の状況にもう一回戻そうよ。そうすれば、アメリカに頼るということの意味がよくわかるし、アメリカに着いていくという意味もわかるからさ。だから、暫定的には駐留経費は増額していいけど、基地はできるだけ本土に移転する。そうしていけば、アメリカの戦争にいつでも着いていきますなんてことは、やめるしかなくなるぜ。だいいち、基地を貸与しているだけで十分な恩恵を供与しているんだから。




kazukazu88
‏@kazukazu881



萱野稔人がテレビに出るときは、「持論は老人の年金を米軍基地につぎ込め」とテロップで流し続ければいいんじゃないかと。


これはたしかに問題発言ではある。

だが、宮台の脱アメリカ志向は評価したい。

アメリカの庇護やアメリカを敵に回さないという日米同盟の価値を真っ向から否定するものではないが、始まりのあるものには終わりもある。

捨てるにせよ、捨てられるにせよ、脱アメリカ、の日のために準備することは必須である。


因みに、領土問題は、国際司法に任せる、それまでは現状維持でいい。

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