こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

待っていてくれる人がいるから

2012年08月19日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
昨日は”起伏のない一日”などといって、早々にこんきももアップして、のんびり新サンマを肴に酒を飲んで、いい機嫌で寝入った。

ところが、夜中に病院から電話。
容態の悪い患者さんが来て、緊急手術を朝一番からするとのこと。術中迅速診を行って欲しいので、来てくれないか、との外科からの依頼。もちろん、出勤する旨を伝え、迅速診断の標本をつくってくれる検査技師さんにも連絡を取り、体制を整えた。
私のことを待ってくれる人がいる。

鎌倉も7時過ぎに家を出れば、渋滞はまずない。ただ、もうこの時間から鎌倉に入ってくる車が多い。この時期、海水浴に来る人がとても多いからだ。帰りは大丈夫だろうか。

無事病院に着いて、すぐに手術室へ。
外科の医者のみならず、放射線科も、内科もみんな集まっている。
病理も、チームの一員。画像所見をみて、手術方針を打ち合わせる。コロ健も病理診断科で待機。
予想どおり、難しい症例だったが、迅速診断は終了。病理の仕事は昼過ぎに終わった。

ほかの仕事も少ししてから鎌倉に戻る。

混んでた。
朝比奈インターの出口から長蛇の列で、鎌倉に入れない。
逗子に回って鎌倉に戻ってきたが、今度はお祭りの交通規制。

朝は、1時間足らずで着いたのだが、帰りは2時間半。うーん、仕事よりも運転で疲れる。それでも、妻と娘が待っててくれていた。
すごく遅ーいお昼を一緒に食べた。

秋の風が心地よい季節になってきた。







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2 コメント

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お疲れ様です! (リディア)
2012-08-20 05:46:31
もう秋刀魚を食されたんですね。
この名前を聞くと凄く秋って感じます!

先生の仕事は、どの仕事より、待っててくれる人を実感する大事なお仕事のように感じます!

翌日の昼って事は、そのまま泊まりだったんですね…

オペ中の病理診断は、時間との戦いでしょうから、精神的にも肉体的にも、しんどい中、お疲れ様でした!
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チーム医療の一員 (colocolokenta)
2012-08-20 13:37:55
リディアさん
いつもありがとうございます。帰宅後依頼があったので、一晩は寝ています。みんなでチームつくってやっているんだ、という感じで頑張っています。
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