こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

編集者

2012年03月13日 | 日々思うこと、考えること

今日も彼からの電話があった。

そもそも、わわれわが教科書的なアトラスを出そうと、企画を持込んだのがまちがいだったのはわかるが、それにしても毎日電話してくることはないだろう。

と、思うが、締め切りを半年過ぎた状態で、催促の電話を断る資格は私たちには無い。


日本で一番有名な編集者といえばサザエさんのノリスケさんだが、こんどの編集者は違った。あんな風に、のんびり、居眠りしていてくれるようであればどれだけ幸せだったか。


○○社のターミネーター

とにかく、根気づよかった。

結局のところ、彼のおかげで全項目脱稿できたわけで、彼がいなければ、1年経ったいまでも全体の4分の1も原稿は集まっていなかったに違いない。


いっとき、彼からの電話でノイローゼ気味になり、「もうだめだー」と妻に助けを求めたとき、妻は「それがその人の仕事なんだから、あきらめなさい」といわれ、あきらめたのを思い出す。

でも、土日に校正をやらせるために、大雨の金曜日の夜、講演先まで追いかけてきて、原稿を届けてくれた姿を見て、その熱心さに打たれた。


編集者、恐るべし・・・でも、もう一息。

お互い、頑張りましょう。



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