こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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よりよく生きるにはどうしたらいい?

北海道の大災害と食糧問題

2016年09月13日 | 日々思うこと、考えること

また雨だ。それも大雨。
相次ぐ台風のあとは秋の長雨シーズンとのことだ。空もずいぶん意地悪だ。頼んでも雨が降らないようなところからみたら贅沢な話だし、それに、渇水危機が言われたのはついこの7月のことだ。だが、何事も過ぎたるは及ばざるが如しともいう。


今回の台風で北海道の農業は大打撃だそうだ。今年の作物のみならず、農地もずいぶん被害を受けたそうで、この先何年かは日本中の食卓に影響が出てしまいそうだ。

そこで私にできることは何かと考える。何よりも、食料の大切さをもう一度考え直したい。ここのところ、あまりにも多くの食料が無駄にされていると思うようになっている。飲食店、コンビニそして日々の食卓で、もっと無駄を減らさなくては罰が当たると思うようなことを目の当たりにする。

 

ちょっとした宴会のあと、宴会場に残された食事を見ると泣けてくる。賞味期限切れで廃棄される弁当は一体どれほどあるのだろうか。家でうっかりしてパンにカビを生やしてしまうこともある。スケールの差こそあれ、これが日本中、世界中で繰り広げられているとしたら一体どうなるか。国連機関の調査報告を調べなくてもその結末は火を見るよりも明らかだ。
すべての食べ物は天からの恵みであって、かけがえの無い生命だ。人間だけで生み出したものでは無い。結局は一人一人の意識を改善するしか無いが、それにも限界がある。
北海道の農業に甚大な被害をもたらした今回の水害が、このようなことを考える契機になって欲しい。

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