こんな気持ちでいられたら

還暦病理医の日々と生き方考え方

STAP細胞論文と朝日新聞の従軍慰安婦報道の共通点(承)

2014年09月11日 | 日々思うこと、考えること

朝日新聞は従軍慰安婦問題が、多くの日本人の心をつかんだことで、さらに大々的にキャンペーンを展開した。旧日本軍を絶対悪とする立場の人たちも、格好の題材として利用した。二十万人もの女性を監禁することが、可能かどうかというような議論は封じ込められていた。

 

STAP細胞論文はその奇跡的な実験結果とともに、リケジョ小保方博士をフューチャーした理研のイメージ作戦も奏功して、日本中が沸き立った。脳の細胞が胎盤の細胞になるということが、可能なのかという議論はインタビューを受けた人たちからは出なかった。

 

どちらも、でっち上げ話をぶち上げたら、大当たりしてしまった。朝日新聞も理研もこのチャンスを最大限利用することにした。

そして、嘘は本人たちの間で真実になってしまったのだ。

 

こうなるともう、引っ込みがつかない 
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