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ブログ的なアレです。

除夜の鐘の108の煩悩

2005年06月07日 | なんとなくアレなやつ
このBLOG、最近話題がマニアックになってきましたね。
しばらく普通の事でも書くことにします。

けんたです。



というわけで今日のテーマは「除夜の鐘の煩悩は108個あると言われているが、その108とは何?」です。
(マニアックです)



きっかけは、今日のSさんとの会話。

け「Sさん、FAQに載せるTop100の項目洗い出せました?」
S「108個まで絞りました」
け「あ、そうっすか・・・ちょうど煩悩の数だけですね」

以上です。



というわけで、ぱぱぱーっと調べたところ、コレを発見。
[教えて!goo] 除夜の鐘の108の煩悩を教えてください。



解説その1
この例は、倶舎論でいう九十八随眠(ずいめん)に十纏(じってん)を加えて108にしたものです。
九十八随眠は、修行によって消しうる煩悩を修行の段階に応じて列挙したもので、本文中で触れた根本煩悩を修行の各段階に当てはめたものと言えます。また十纏は枝末煩悩のうちでも重いとされるもの10種です。

(詳細はこちら)

ふ、ふーん・・・。
ア、アレだよね、要するに修行しろってことだよね・・・。



解説その2
仏教では、おおまかにいって、その根本に貪(むさぼり)・瞋(いかり)・痴(おろかさ)・慢(あなどり)・疑(うたがい)・見(悪い考えを持つ)の「六煩悩」があると考えています。
そして、その六つが「六識」、眼(見る)・耳(聞く)・鼻(嗅ぐ)・舌(味わう)・身(感じる)・意(思う)という基本的な感覚のそれぞれにあって「三十六」となり、さらにそれに過去・現在・未来の三つの時をかけて「百八」になるといわれています。
ただ、その掛け算の仕方も一様ではなく、数も「百八」と決まっているわけではありません。もっと細かく分類していくと「八万四千」にもなるといわれています。


一応ツッコミを入れておきますと「8万4000個の煩悩を数えている時点で煩悩を断ち切れていませんよっ!」ということでよろしくお願いします。



解説その3
108個の個々の煩悩に付いてはよく知らないのですが、人はそれ(煩悩)に四苦八苦する、とかで4X9+8X9=108だとどこかで納得させられましたが。

これは嘘くさいなぁ。それ言うんだったら

(髪の毛)くろぐろ(0120-00-9696):9X6+9X6=108
(髪の毛)ふさふさ、苦!(0120-17-2323):(2X3+2X3)X9=108
ナヤミムヨウ(0120-783-640):8+(7+3)X(6+4)=108

でもいいわけでしょ!?

・・・この発言自体が煩悩の固まりという話しもありますが。



というわけで、結局フタを開けてみれば、またもやハゲネタがオチでしたね、という事でよろしくお願いします。
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