砂糖はドラッグです。砂糖を日常的に摂っている人は、体に悪い食べ物を、美味しいと思うようになります。
生活習慣病に一直線です。
甘いお菓子や菓子パンはもちろん、コーヒーや紅茶に入れるのも、こってりした料理にも砂糖は多く使われています。
砂糖中毒(低血糖症)はストレスが溜まると、体は血糖値の急激な上昇を欲します。
「滋味豊かな素材を丁寧に調理したものをゆっくり味わう」のではなく、「濃い味のものを、早食いしたくなる」。
すなわち、アタマのイライラをなだめる手段としての食事になってしまい、ファーストフードやジャンクフードに走る傾向が強くなります。
対策は簡単です。
明らかに甘い物、お菓子やジュースは果物に置き換えてください。
料理は、甘い野菜(玉葱、ニンジン、カボチャ、キャベツ等)をたっぷり使ってください。
みりんもおすすめです。
「砂糖を一切とってはいけない」と言っているのではありません。
減らせばよいのです。
我慢するのではなく、自然に減る方向に誘導させましょう。
砂糖の次に、糖質を取りすぎてしまう習慣、それは主食という考え方です。
肉体的な運動の減少や、頭脳労働に偏った時間の過ごし方が、肉体の崩壊を助長しています。
ごはん、パン、麺類等の主食の概念(過剰になりやすい)を取り払うのが効果的です。
今、糖質制限食が話題になっています。
現代日本人の食生活では、糖質全般を「良い物」と捉えていると、病気に陥りやすいと考えられています。
糖尿病、肥満だけでなく、中性脂肪やコレステロールの高い方、それに伴う心血管系の疾患の方、アトピーや喘息、蓄膿等のアレルギー疾患の方、アトピーや喘息、蓄膿等、アレルギー疾患の方、膠原病の方、ガンの方、すべての方に、改善が約束されます。
食事は動物の基本行動です。
味覚が変われば、食べ方が変わり、体が変わるのです。
砂糖はドラッグだと頭に入れる柔軟性があれば、体調も鮮やかに、軽やかに改善します。積み重ねが大事です。