健康生活

今、健康は自分で守る時代です。
安易に薬や病院に頼らない自立した健康法を紹介していきます。

トランス脂肪酸への警告

2017-06-18 16:24:26 | 健康・病気

2006年末、ニューヨーク市衛生当局は、2007年7月以降は市内の全レストランを対象に、心臓疾患と関連があるとされる、トランス脂肪酸を含む料理油やマーガリン、ショートニング等の加工油脂食品の使用を厳しくし、トランス脂肪酸の含有量を1食あたり、0.5g以下にしなければ罰することを決めました。

また、デンマーク政府もすべてのトランス脂肪酸の含有量を2%までに制限していますし、カナダ政府も規制しています。

トランス脂肪酸を摂取すると血液中の悪玉コレステロール値を上昇させ、心臓病のリスクを高めると指摘されていますが、ニューヨーク市によれば、平均的なアメリカ人は1日平均5.8gを摂取されているとされ、大半は外食から摂っていると言われています。

アメリカでの研究によれば、トランス脂肪酸が原因で死亡している人の数は、年間約3万人を超え、心臓病で早死する人の、7~8%という一致した推定値を発表しています。

トランス脂肪酸の害について、1960年代から多くの研究者たちによって警告されてきましたが、消費量は減らずに逆に増え続けてきました。

トランス脂肪酸というのは、自然界に存在しない人工的に作られた脂肪であるために体に有害なのです。

それは、細胞が必須脂肪酸を活用するのを防げるからです。

したがって、トランス脂肪酸を摂るのは、できるだけ避けることが望ましいでしょう。

ライナス・ボーリング科学医学研究所のガン栄養予防プロジェクト主任の、E・キャメロン医師は、遺伝的にガンになりやすいマウスを使って同じ二重盲検試験を行っています。

その結果、オメガ―3とオメガ―6の脂肪酸を同時に含む亜麻仁油を与えられたマウスはほとんどガンにならなかったのです。

これに対して、精製された油で、脂肪酸の悪いバランスのエサを与えられたマウスでは、ガンが促進されました。

このことは、私たちの食事においては、オメガ―3とオメガ―6の2つの脂肪のバランスが大切だということと、ガンの予防や治療には精製されていない油を使用しなければならないことが明らかになったわけです。

今、多く行われている精油法のプロセスにおいて、トランス脂肪酸という「狂った脂肪分子」ができてしまいます。

これは、脂肪の分子中の炭素と水素の結びつきに変化が起こったもので、役に立つどころか、心臓病やガンの発生というような様々な病気を引き起こす「悪玉の脂肪」と言えるのです。

 

 

『健康づくり』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« α―リノレン酸の不足こそが万... | トップ | 認知症患者はα―リノレン酸が不足 »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。