健康生活

今、健康は自分で守る時代です。
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平均寿命の推移

2017-04-23 14:42:09 | 健康・病気

万物寿命事典によると、原始時代から18世紀までの平均寿命は、ネアンデルタール人:29歳、クロマニョン人:32歳、新石器時代の人間:36歳、青銅器時代の人間:38歳、ギリシャ・ローマ時代の人間:36歳、5世紀の人間(イギリス):30歳、14世紀の人間(イギリス):38歳、⒘世紀の人間(ヨーロッパ):51歳、18世紀の人間(ヨーロッパ):45歳となっています。

人生50年と言われていた江戸時代およびそれ以前にも70歳~80歳の長寿を保った有名人も少なからず存名します。

日本を統一し、江戸幕府を開いた徳川家康は、当時としては長寿の73歳まで生きました。

日本で初めての解剖学の訳本「解体新書」をオランダ語の本の「ターヘル・アナトミア」から翻訳した蘭方医、杉田玄白は、当時として長長寿の84歳まで生きました。

明治時代は平均寿命が40歳未満で、相当に短いといわざるを得ないですが、以降大正時代に入り、平均寿命は多少延び、昭和期に入ると徐々に延び始めて昭和10、11年が男46.92歳、女49.63歳になりました。

戦後になり、昭和22年に男50.06歳、女53.96歳と男女とも50歳を越えます。

その後、女の平均寿命は平成14年に85歳を越えるに至り、男については平成25年に80歳を越えるまでに至りました。

明治、大正、昭和の初期に平均寿命が30~40歳と短いのは(1)出産後、すぐ死ぬ新生児が多かった(2)幼少時期に、細菌性の気管炎、肺炎、胃腸炎で亡くなる人が多かった(3)青壮年期に結核で死ぬ人が多かった(4)兵士として出征し、戦争で亡くなる若者が少なくなかった等々が原因です。

また古代ギリシャ、ローマ時代の平均寿命が30歳代と短く、14~18世紀のヨーロッパ人の平均寿命も同じく30~40歳と短いのも、感染症の蔓延、飢饉、戦争の三大要因が原因です。

感染症は発疹チフス、麻疹等種々ありますが、中でもペスト(黒死病)は長年にわたり猛威をふるい、ある意味でヨーロッパの歴史を変える要因にもなりました。

戦後からこれまで、日本人の平均寿命が延び続けてきたのは前記(1)~(4)の、平均寿命にとってのマイナス因子がすべてなくなったことが最大の要因です。

産科学や小児科学の発展、抗生物質の開発・・等、西洋医学が平均寿命の延びに大いに貢献してくれました。

しかし、その同じ西洋医学がガン、糖尿病、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞等の生活習慣病の予防、治療には十分な力を発揮することができず、悪戦苦闘しているというのが現状です。

今後は、こうした生活習慣病による若者の早死により、平均寿命は短くなっていくことが予想されるでしょう。

 

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