セルロイドの英雄

ぼちぼちと復帰してゆきますので宜しくお願いしまする。

【映画】レント

2006-05-20 23:47:11 | 映画ら行


"Rent"

2005年アメリカ
監督)クリス・コロンバス
出演)アダム・パスカル ロザリオ・ドーソン アンソニー・ラップ ジェシー・L.マーティン ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア テイ・ディグス トレイシー・トムス イディナ・メンゼル
満足度)★★★ (満点は★5つです)
シネプレックス幕張にて

売れないロック・ミュージシャン、ストリート・パフォーマー、ダンサー、映像作家。
エイズ禍吹き荒れる1989年、ニュー・ヨークのイースト・ヴィレッジの若い芸術家達は家賃(rent)も払えない貧乏生活を送りながらも夢を持って生きている。
そんなイースト・ヴィレッジに再開発の話が持ち上がり、彼らは立ち退きを迫られるが・・・。
大ヒットしたロック・ミュージカルをほぼオリジナル・キャストで映画化。

この映画の予告編、良かった!
というか主題歌とも言える、"Seasons of Love"のキャッチーさったら無い。

  52万5,600分、あなたは1年を何で計る?
  日の出の数?夕日の数?夜中に飲んだコーヒーの数?
  ねえ、愛の数で計るってのはどう?


うーん、歌詞も素晴らしい。ロック・ミュージカルというと、大仰にアレンジされた野暮ったいロックのイメージが強くてまず観に行く気が起きない僕でさえ劇場に足を運ばせてしまうこの歌の説得力たるや。

この作品、まさに舞台に主要キャストが並んで無人の客席に向かってこの歌を歌うシークエンスで幕を開けます。

  あなたは1年を何で計る?
  彼女が学んだ真実の数?彼が泣いた数?
  彼の別れの数?それとも彼女が死
んだことで?

段々ゴスペル調に盛り上がる出演者たち。無人の観客席の向こうの僕ら観客たちにもその高揚感が伝わってくる素晴らしいオープニング。

・・・僕にとってこの映画はここまででした。本編はもうおまけみたいなもので。
いや、金は無いけど夢と時間だけは無限にある若い芸術家達の友情物語、ステロタイプな話ではあるけれど、これは良いんですよ。夢見る年齢を過ぎた僕(泣)でも(だからこそ?)グッと迫ってくるものがある。

だけどですね、ミュージカルの肝である音楽が自分の好みからするとやっぱり大仰すぎてダメでした。すごく野暮ったく聴こえてしまい。
まあ、これは好みの問題なので、この音楽に抵抗の無い人には感動できる作品なんだと思うし、ヒットしているのも頷ける内容ではあります。

ああ、"Seasons of Love"だけ欲しいんだけどなあ。これだけのためにサントラを買う気にはならないし、この曲シングルになってないのかな?

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やたっ!1番ノリノリ♪ (隣の評論家)
2006-05-21 01:38:33
Kenさん、こんばんわ。

イマイチノリ切れずでしたか?

>"Seasons of Love"だけ欲しいんだけどなあ。

うーん、コレは難しいんじゃないかしら。サントラを買うか、キッパリ諦めるか。選択肢は2つしか無いざんしょ。でも、何となくその気持ちわかりますよー。「レント」の人気は結構スゴイみたいですよ。有楽町では「ガメラ」を追いやり、渋谷ではアタクシ達のお気に入りでもある「美しき運命の傷痕」を追いやり。チョッピリ拡大公開してるらしいですぅ。

「ドッグ・デイズ」は観に行きましたかー?アタクシは本日「ジャケット」&「ダ・ヴィンチ・コード」の2本立て行って来ましたよ。それにしても、何々でしょうか。あの人の群れは!「ダ・ヴィンチ・コード」旋風吹き荒れておりました。人混みって余計に疲れませんか?・・・だからと言って、東劇でマッサージ・チェアーを試したりはしてないですよぉー。

3月に比べて観たい作品も落ち着いてきましたが。6/3公開の作品はなかなか気になるものがありましたぁ!そろそろ6月の予定を考えてみよーかな。

また、いつもの如くとんでもなく長くなってしまってゴメンなさい。
ダヴィンチ・コード! (Ken)
2006-05-21 21:45:15
隣の評論家さん、こんばんは!

『レント』が売れている、というのはすごくわかります。こういう青春物語ってやっぱりグッと来ますよね。僕は"Seasons of Love"以外の曲が全く好みに合わなくてあんまり乗り切れなかったのですが、ストーリーの骨格そのものは結構好きではあります。



『ドッグ・デイズ』金曜日の夜に観てきました!

観客が5人か6人しかいなかったんですけど、それも頷ける不快感タップリな作品でしたよ。イイ意味で。

僕は結構気に入りました。

詳しくは後日記事をアップしたいと思います。



何だか『ダヴィンチ・コード』とんでもなく話題になってますね。僕は多分観にいかないと思うのですが、それでも観た気になってしまう位の過剰な露出度で。

今年いちばんの話題作ではありますよね。



僕も観たい映画はひと段落した感じなのですが、『ドッグ・デイズ』観たときに予告編を観た『ダック・シーズン』とかアンリ・カルティエ=ブレッソンのドキュメントが気になってます。

うーん、何だか暫く地味な映画のエントリが続きそうです(笑)。



そうだ、Kenさんに聞いてみよう。 (隣の評論家)
2006-05-22 22:13:44
Kenさん、お晩です。

「レント」から逸れてしまうのですが、質問コーナー。

「ドッグ・デイズ」はシアター・イメージフォーラムですよね?その時、今度レイトショーでやってくる「インプリント/ほっけえ、きょうてえ」の予告編は見ましたか?「マスターズ・オブ・ホラー」の三池崇史監督の工藤夕貴主演のやつ。(工藤夕貴で年をバラしましたね、そう言えば。)

気にはなっているのですが、あの映画館でのレイト・ショーというのは、イマイチ腰が引けてしまっていて。何しろ渋谷だし、駅から近くないし。

この作品自体も、何だか凄い強烈との噂なので。何だカンだ言って正視できないタイプだったりするのかしら?と色々考えを巡らせているのですが、予告編の雰囲気はどうだったのかと思いまして。

シアター・イメージフォーラム (Ken)
2006-05-23 00:34:13
隣の評論家さん、どうも!

実は今日もシアター・イメージフォーラムに行って『ダック・シーズン』(面白かった!)を観てきたんですよ。だけどその予告編はやってなかったなあ。

『ドッグ・デイズ』のときもやってなかったんだけど何故だろう?今、HPを見たら今週末からの上映なのに不思議ですよね。

この映画、ノー・チェックでしたがなかなか面白そうですね。何だか独特の映像美を期待させます(ちょっと塚本作品系のビジュアル?)。

あの映画館、確かに駅から距離はありますが比較的人通りが少なくてスーッと行けるので結構好きです。すぐ近くのスタバも空いてたりするので待ち時間もくつろげますしね!

コメントありがとうございます (ロイ from 週末に!この映画!)
2006-06-08 20:50:28
コメントありがとうございました!

主題歌は確かにいい歌でした。CD買うかどうかは、私は決断力がないので30分ぐらい悩んじゃかも・・・

これはミュージカルで見たいかもしれないです。
ロイ様 (Ken)
2006-06-08 22:15:21
主題歌の"Seasons of Love"、曲も歌詞も全て良かったですよね。この歌を使った予告編がまたとんでもなく魅力的で、つい本編も観にいってしまった次第です。

・・・結局いちばん良かったのは予告編だった、そんな感じがちょっとしてしまいました。

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