く~にゃん雑記帳

音楽やスポーツの感動、愉快なお話などを綴ります。旅や花の写真、お祭り、ピーターラビットの「く~にゃん物語」などもあるよ。

<津和野~萩> 掘割を泳ぐ錦鯉に心が和む津和野・殿町

2017年08月13日 | 旅・想い出写真館

 島根県西部の山あいにある〝山陰の小京都〟津和野町。最後に訪ねたのはもう二十年以上前になるが、落ち着いた佇まいの町並みは以前と変わらず、今回も殿町通りの掘割を泳ぐ色とりどりの錦鯉が出迎えてくれた。殿町には家老多胡家や大岡家の武家屋敷門、藩校養老館、津和野カトリック教会など味わいのある建物が並ぶ。

 養老館(県史跡)は1786年の創設。1853年の大火で焼失したが、55年に現在地で再建され、廃校となる72年(明治5年)まで続いた。この間、森鷗外や西周(近代日本哲学の祖)、山辺丈夫(日本近代紡績業の父)らが学んだ。ただ、建物の老朽化に伴って今は全面解体工事で休館中だった。津和野の町並みを望む高台に「日本五大稲荷」の一つに数えられる太鼓谷稲成神社が鎮座する。1773年に時の藩主が京都の伏見稲荷を勧請したのが始まりで、島根県内では出雲大社に次いで初詣客が多いという。朱色の社殿が目にまぶしい。表参道には奉納された鳥居約1000本が林立する。(下の写真㊧筆頭家老多胡家表門、㊨大岡家老門)

 

 今年は津和野に亀井氏が入城してちょうど400年目の節目。これに合わせ様々な記念イベントが開かれる。稲成神社宝物殿・亀井温故館・津和野町郷土館の3館連携特別展「津和野藩主亀井家の400年」(~11月12日)や津和野踊り伝来400年記念盆踊り(8月15日)をはじめ、記念式典・講演会、亀井氏入城ウォーク、3団体共演の津和野奴道中などを予定している。(下の写真㊧太鼓谷稲成神社、㊨神社境内から望む津和野の町並み)

 

【萩市の伝建地区は4カ所、京都、金沢と並んで全国最多】

 山口県萩市には国選定重要伝統的建造物群保存地区が4カ所ある。武家町の堀内と平安古(ひやこ)、港町の浜崎、そして6年前に選定されたばかりの佐々並市(ささなみいち)。伝建地区4カ所は京都市、金沢市と並んで全国で最も多い。堀内地区には以前訪れたときにはなかった「萩城跡外堀 北の総門」が復元されていた(写真㊨)。北の総門は3カ所あった三の丸(堀内)に入る総門の一つ。

 

 佐々並市地区は萩市街の南東約15キロに位置する。1604年萩に入府した毛利輝元が整備した瀬戸内側と結ぶ萩往還(約53キロ)の沿線上にあり、かつては宿場町として栄えた。写真㊧は人馬やかごの調達などをする「目代所」があった場所に、明治時代に建てられた町家「旧小林家住宅」。萩市街の吉田松陰の誕生地・墓に程近い東光寺(写真㊨)は1691年創建の黄檗宗の名刹で、毛利家の菩提寺。総門には1693年の開山慧極(えごく)筆「護国山」の扁額が掲げられている。8月15日の「萩・万灯会」では約500基の石灯籠に灯が入る。

 

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