く~にゃん雑記帳

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<シロタエギク(白妙菊)> 美しいシルバーリーフに映える鮮やかな黄花

2017年06月09日 | 花の四季

【よく似た別属の2種も同名の「シロタエギク」として流通!】

 地中海沿岸地方原産のキク科セネキオ属(キオン属)の常緑性多年草。白い繊毛が密生し銀白色に見えるシルバーリーフが美しく、花壇の縁取りや寄せ植え用の草花として人気が高い。寒さにも強いため花の少ない冬には欠かせない存在で、ハボタンなどと組み合わせられることが多い。初夏の6~7月頃、直径2~3cmほどの鮮やかな黄花をたくさん付ける。

 学名は「セネキオ・キネラリア」。属名の語源はラテン語で「老人」を意味する「セネックス」で、種名キネラリアは「灰色の」を意味する。日本には明治時代に渡来した。和名シロタエギクは植物学者の松村任三(1856~1928)が命名したという。東京の小石川植物園の初代園長を務め、牧野富太郎の師としても知られる(両者間での学問上の激しい確執は有名)。英名は「ダスティミラー」。銀白色の草姿を粉まみれになって粉を挽く職人にたとえた。主な園芸品種に矮性種の「シルバーダスト」、葉が大きい「ダイヤモンド」など。

 よく似た植物で同じシロタエギクの名前で呼ばれているものは他にも2種ある。いずれもキク科で、一つはケンタウレア属の「セントーレア・ギムノカルパ」(原産地ヨーロッパ~西アジア)。属名も原産地も異なるものの、和名・英名はキオン属のものと全く同じ。花の色はこちらが紫紅色で「ピンクダスティミラー」の別名を持つ。もう一つはタナケツム属の「プタルミキフロルム」(原産地は大西洋のカナリア諸島)で花は白い。こちらもシロタエギクやシルバーレースの名前で流通しており、その名の通り、葉の切れ込みがレースのように繊細なのが特徴だ。

ジャンル:
植物
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