CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

冬の台南高雄旅行 14 徳記洋行と安平樹屋

2017-04-17 21:20:25 | 冬の台南高雄旅行(2016)

バスに乗って30分ほどで到着
いよいよ、安平地区を堪能していきます
まずは超有名スポット安平樹屋を目指します


バス停からちょっと歩いたところに発見
安平樹屋を見るには、セットになっている洋館「徳記洋行」に入ります
チケットの絵柄は共通のようで、以前に赤崁楼に行ったときと似た図案であります
入館料 50元を支払って早速入る


入り口すぐに、洋館の離れだったと思しき建物があります
ここが、書家の家だったのか、書道教室だったのか
中に書にまつわる展示があるので早速入っています


こんな感じで、石版の机に水で字を書く練習ができるようになっておりました
ガラス戸に隷書の彫り物がしてあって、それが透けているんですが
これをなぞりながら練習するのかと思ったら、ただの飾り窓のようで
みんな黙々と自分の名前なんかを書いていました
久しぶりに毛筆を握ったけども、なかなか楽しい


十分に遊んでから、今度は本丸の洋館に移動します
白亜の豪邸を地で行くというか、そもそもこういうものを言うんだろうと
そう思わされる洋館であります
ここは、イギリス人の商館だったそうでありまして、
清朝の頃に建てられたものなんだそうな
貿易の拠点として活躍していたようで、その頃の貿易品なんかも展示されている


個人的に興味深いと思ったのがこの陶磁器でありました
ベトナムの安南焼に近い染付けでありました
清朝の頃というので、割と新しいものでありますけど
素朴な味わいがステキと見入ってしまったのであります

そうこうしながら、洋館もいよいよ後にして本命の安平樹屋に移動


じゃーん、なんて音をつけたくなる
これが有名な安平樹屋(アンピンシューヤー)であります
榕樹の樹に食い破られた倉庫でありまして、
自然の凄さというか、ラピュタ的なものを彷彿とさせるものであります


壁面を伝う榕樹(カジュマル)
本当にもう、ラピュタっぽい


屋根を突き破って伸びる枝、凄い迫力である

どこから樹で、どこから倉庫なのか、ほとんど見分けがつかないほど
縦横無尽に枝が張っているという印象でありまして、
見学するのに、専用の通路みたいなのがさらにこしらえてありまして、
そこを上り下りしながら、全体を見渡したり堪能できたのでありました


内部はこんな感じで、天井から枝が降りてきている


もはや屋根も吹っ飛んでいる

と、まぁ、有名観光地だけあるなという高い満足感を得た次第
ただ、樹を見ただけといわれればそうなんだけども、
これはなかなか見ごたえのある建造物というか、スポットだと感じました
年々台風とかにさらされて、倉庫部分が朽ちていっているそうなので
ひょっとすると、そのうち見られなくなるかもしれないと思えば
早いうちに見られてよかったと思うのでありましたとさ


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